==> 国立大学独立行政法人化の諸問題
もう少し踏みとどまって頂きたい、高等教育研究グループ殿 2000年3月24日 YAHOO!Japan 掲示板Msg 1319-1321

もう少し踏みとどまって頂きたい、高等教育研究グループ殿

辻下 徹
23日の報道を
http://fcs.math.sci.hokudai.ac.jp/dgh/00323-jimin-saishuuan.html
にまとめてあります。

22日の段階で出されていた案は大学の意見を大幅に理解したものであり、また、奥山茂彦議員の新しいページ(3/21)
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/okiya/kokkai178.htm
を見ても大学の問題を腰を据えて検討する姿勢が感じられます。

ところが、報道を見ると、23日の会合で行革本部の強い反対に会って、名前「国立大学法人」以外は何も残らないことになってしまった、という印象を受けます。しかも、3年後の2003年4月には独立行政法人大学を誕生させろ、という意見まで通りそうであると報じています。

このように姿勢が1日で大きく変わってしまうのでは、自民党高等教育研究グループは単に国立大学に引導を渡す儀式をするために作られたのではないか、という私達の危惧は本当であったということになります。当初から1カ月という時間を定めていたこと自身、怪訝にかんじていました。

そうではなく、本当に高等教育問題を真剣に研究する積りがおありでしたら、どうか、このような安易な譲歩は止めて頂きたい。日本という国にとって、見かけより遥かに重大な問題を担当しながら、行革本部の反対に、あっけなく意見を変えるような信念のないことでは、今後、国民は、重要な問題を任せるわけにはいかないと、誰でも思うでしょう。

5回に亙って聴取した人達の意見
http://ha4.seikyou.ne.jp/home/kinkyo/seimei/Alink_dokugyo_jimin000313.htm
を尊重し、また44国立大学学長の要望書
http://fcs.math.sci.hokudai.ac.jp/dgh/00323-44-univ.html
に耳を傾け、奥山茂彦議員のページにリストされている論点を踏まえて、昨日までに得た認識を今一度党内で広げる努力をされますように。そして、文教部会・文教制度調査会の最終的提言に、国立大学法人という名前だけでなく、実質的寄与を残し、国民からの信頼と尊敬を増すことに成功されることを、祈っております。