==> 国立大学独立行政法人化の諸問題
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2001.6.13

13日長尾会長記者会見内容の吟味作業が必要

==> 報道例


各位

13日4時から開かれた総会終了直後の記者会見の内容については色々な話が伝わっています。設置形態検討特別委員会案のことは影が薄れ、文部科学省の11日の大学構造改革の方針に関連する質疑が多かったようですが、「国立大学協会は法人化案を了承したが、文部科学省の11日の大学構造改革案については懸念の意見が多かった」とマスコミは要約することが予想されます。

 しかし、委員会の法人化案が報告され了承された、という話と、学科の再編成・給与体系の見直しについては委員会案が了承されたという話しとが伝わっています。また、6月1日の理事会では、総会で法人化案は報告だけして了承すべきかどうかについては議論しない、という合意があった、ということからしても「国立大学協会は法人化案を了承した」という会長発言があったとすれば、腑に落ちません。

また、昨日「 国立大学協会は12日、定期総会を開き、法人化についての基本的な考え方と具体的な枠組みを定めた特別委員会の報告案を大筋で了承した。」という報道がありましたが、記者の質問に対し長尾会長が「了承したようなものだ」と答えただけのようです(==>補足)。

 文部科学省の骨太案については、ある総会出席者によれば、懸念の意見が多かったそうですが、議論の集約については長尾会長に一任したとのことです。

 各大学で学長に即刻報告を求め公開し、会長の記者会見内容が総会の議論を適切に集約したものであったかどうかを吟味する作業を呼びかけたいと思います。何も決まらなかった総会であることが確認された場合には、法人化案が了承されたという報道があれば、国立大学協会が報道機関に抗議することを求めていかなければならないと思います(cf.補足 20001.6.22)

辻下 徹

補足(2001.6.22) 会長は質問に対し明確に「大筋了承された」と答えたという情報もあります。それが事実とすれば、国大協は会長発言の訂正を報道発表しなければなりません。