国立大学独立行政法人化の諸問題
To: gakuchou
Subject: 国立大学協会総会開催について
From: tujisita
Date: Sun, 30 Mar 2003 19:26:00 +0900

                                             平成15年3月30日(日)

国立大学長 各位


国立大学法人関連法案が国会に提出されたてからすでに1ヶ月が経過しました。
各大学におかれましては、法案の精査が済み間も無く検討結果を学内の構成員
に説明される頃と推察致します。

さて、法案提出直前の2月24日に国立大学協会理事会で了承されたことは、
大学長の方々が法案概要について指摘された問題点は法案確定後に検討し、必
要があれば総会を開催する、ということであったと、教育研究の現場にいる国
立大学教官は理解しております。この了承事項は一体どうなったのでしょうか。

概要段階の問題点に加えて、国立大学法人法案が新しい重大な種々の問題点を
内蔵していることは、すでに国立大学社会で広く認識されています。それにも
かかわらず、いまなお臨時総会開催の準備が開始されたという話しは聞こえて
きません。

御存知のように、国立大学関連法案の審議が4月初めに開始され、種々の重要
法案の狭間にあって、短期間の形式的審議の末に採決されることも予想されて
います。国立大学の現在と未来を大切に考えておられるのでしたら、九仞の功
を一簣に虧くことにならないよう、直ちに国立大学協会総会を開催し、法案の
持つ膨大な問題点について議論を重ね整理し、国会で審議が十分尽されるよう
に、国立大学の使命に立って真摯な警告と要望とを社会と国会に向けて発する
ことを、一国立大学教官として心よりお願い申しあげます。

辻下 徹