==> 国立大学独立行政法人 化に抗して
1999年10月27日 理学部・理学研究科教官の皆さまへ 数学専攻の辻下です。 以下の趣旨で臨時理学部拡大教授会を開催することに賛成の方は、 ・11月4日(木曜日)までに ・辻下( tujisita@math.sci.hokudai.ac.jp )宛に ・Subject 欄に(半角で) OK と記入した メールを下さい。 (また先の決議案のいずれかに賛成の方は、その旨もお知らせください。)
先週火曜日(10月19日)呼びかけに対しこれまでに、 決議案1賛成が8名の方から 決議案2賛成が7名の方から また臨時教授会開催には賛成という意見が4名の方から 寄せられました。 賛成が少ないのは、決議案の文面自身に原因があると思いますが、それだけで なく、締め切り日を書いていなかったこと、科研費申請時期と重なっているこ と、などにも原因があったのではないかという指摘もありました。また、独立 行政法人化の是非を問うことを目的とした臨時拡大教授会を開くのは時機尚早 ではないか、という考えも少なくないのではないか、と推察しました。 しかし、目的が適切なものであればこの時期でも臨時拡大教授会の開催に賛成 する方も多いのではないかという指摘もありましたので、再検討し、以下のよ うにしたいと思います。 理学部・理学研究科は8月30日の時点での独立行政法人化についての意見を 公式ホームページ(http://www.hokudai.ac.jp/science/oshirase.htm)に 公開しています。そこで、その後の情勢の変化に応じた補足という形式で意見 表明することを提案したいと思います。その最終的な文案は、研究科長と評議 員の方に一任することにし、その意見表明に含める内容について議論するため に臨時拡大教授会の開催を(できれば国大協総会11/16−17以前に)要 求したいとおもいます。内容として以下の5点を検討することを提案したいと 思います。 (1)9月20日の文部省案に対する意見として次の2点: (1−a)文部省が9月20日に国立大学の独立行政法人化を容認したことは 遺憾であること。(独立行政法人化自身の非は8月30日の意見書で指摘して いる。) (1−b)文部省が9月20日に呈示した独立行政法人化の方針では、8月3 0日に表明した理学部・理学研究科の希望の重要な点が満たされておらず遺憾 であること。特に中期計画期間の長さ「5年」は科学の基盤研究とは調和せず、 理学部としては容認しがたいものであること。 (2)北大に対しての要望:国立大学の独立行政法人化の最終的政府案が確定 した段階で、北大の独立行政法人化の可否を評議員会で議決することと、その 結果を全学投票により承認すること。(最終的な拒否権があることは、10月 8日の文部省の説明の中で「万が一国立大学に留まる場合にどうなるか」に触 れたことで、明らかになったと言ってよい。) (3)国大協への要望:国立大学が現制度に留まることになった場合の具体的 対策を検討する委員会を早急に設置すること。 (4)文部省・国大協への要望:評価機関の重要性が増すことを考慮し、評価 機関自身を評価する独立した機構の設立を早急に検討すること。 (5)理学部の意義と、独立行政法人化による理学部の弱体化がもたらす国家 的損失を国民に向けアピールすること。 なお、先週行われた全国理学部長会議で、独立行政法人化に関連するメッセージ を発表することが決まったそうです。その文案が近々来るそうですので、北大理 学部として意見表明では、それにも言及することになろうかと思います。 辻下 徹 数学専攻 内線 3823