Subject: 公開質問状に対する総長回答
To: hu-members
20001年6月7日
北海道大学構成員の皆様
2001年6月5日付けの総長宛「公開質問状」に対して、本日、2001年6月7日付け
で、中村睦男総長より以下の「公開質問状に対する回答」をファクシミリにていただ
きましたのでお知らせします。
なお、回答書を検討し再度の質問が必要であると判断しました。明日6月8日2時
より道庁別館で記者会見をし、公開質問状と回答、および新たな公開質問に関して報
道発表する予定です。
独立行政法人を考える北海道大学ネットワーク世話人
ファクシミリ送付票
(平成13年6月7日)
あて先 独立行政法人を考える北海道大学ネットワーク
農学研究科生物資源生産学専攻 教授
服 部 昭 仁 殿
内容 2001年6月5日付け「公開質問状」について、
別紙のとおり回答いたします。
発信者 北海道大学総長
中 村 睦 男
(秘書室:太田)
電話:011−716−5612
FAX: 011−706−4885
住所:札幌市北区北8条西5丁目
公開質問状に対する回答(2001年6月7日)
(1)「国立大学法人化案」についての北大での対応に関して
(1−1)国立大学の将来を左右する極めて重要な公的文書と思わ
れますが、全構成員に配付されるご予定でしょうか。
回答
設置形態検討特別委員会がとりまとめた「国立大学法
人化についての基本的考え方」および「国立大学法人
化の枠組」については、6月6日開催の評議会で配布
したほか、本学ホームページ「総長室だより」にも同
日掲載しております。
(1−2)独立行政法人化の詳細がある程度決まり実質的議論が可
能な段階となりましたが、学内で議論(*1)する場として
どのようなものをお考えでしょうか。
回答
部局長会議および評議会が全学的な議論の場であると
認識しております。
(1−3)法人化に関する北大の態度決定には全構成員による率直
な意思表示の機会が不可欠と思われます(*2)。どのよう
な機会を用意されるお考えでしょうか。
回答
各部局における議論が先決であると考えております。
(2)法人化についての学内コンセンサスを実際に確認する作業が
6月12・13日の総会までに終わらない場合には、学内手
続が未了として北大の態度を保留して頂けるでしょうか。
回答
これから先も新たな状況の変化が予想される中にあって、
本学の法人化問題検討ワーキンググループが取りまとめた
「法人化問題に関する中間報告」を重要な参考資料として
活用してまいりたいと考えております。
(3)学生・院生への説明もなしに、法人化容認を決めることは、
教員学生間の信頼関係を損ない兼ねないと思います。学生・
院生に対する全学的説明会を開く御予定はあるでしょうか。
回答
各部局における議論が先決であると考えております。
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