自衛隊のイラク派遣を打ちきるよう求めます

イラク意見広告の会

世話人会より12月3日記者会見他のご報告募金終結の案内(12/14)
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2004-11-29 16:16:17.....転載・転送可
「無駄死に」の後が恐ろしい(****/宮城県・仙台市)

・自衛隊員を危険らさらさせてはなりません。ただし自衛隊員の命が大切だからという一般的な理由ではありません。おそらく国民からそのように言われることに戸惑いを感ずるのではないでしょうか。なにせ厳しい軍事訓練をつみ、武器を携えた軍隊として(表向きは別として)行っているわけですから。危険だから撤退するというのではイラクにいる他国の軍隊から笑われると思うでしょう。死にたくはないがあわよくば実践の一つや二つ経験したいと思っているのではないでしょうか。命を落とすかもしれないと覚悟を決めて行った隊員もいるでしょう。だから仮に死者が出ても自衛隊は冷静に行動することでしょう。 ・問題は死者が出た場合の日本政府・与党や防衛庁がどうするかです。 もうはっきり決まっています。撤兵してお国のために(ここでイラクのためにでなくなる)命を落とした隊員を「無駄死に」させるのかと。この言葉に国民はとても弱いのです。かくして日中戦争の戦線拡大と同じく撤退のタイミングを失い泥沼になります。だから自衛隊員を危険にさらさせてはなりません。 ・もし日本が他国に侵略され、自衛隊員が国を守るため戦い、命を落としたら心からの悼みと感謝を子供たちに伝え理解させることができるでとょう。しかしイラクで命を落としたらイラク人のためにとか国際平和のためにといって子供たちに納得させることができるでしょうか。国連軍でもないのに。日本がなすべきはイラク支援であってサマーワ支援ではありません。復興には長い時間が必要です。自衛隊は撤退して国は支援方法を改めて検討すべきです。
2004年12月2日付
毎日新聞(全国版)掲載
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