映像学部:新キャンパスにかかわる映像学部意見集約

現在の衣笠キャンパスの空間スペースと教育環境を考えると、茨木新キャンパス創設を前向きに検討することは妥当と考えられる。映像学部は創設3 年であるが、狭隘な教育環境は驚くばかりである。他学部も同じ状況と判断されることから映像学部は茨木新キャンパス購入に賛成である。

学部の集約意見としては、以下である:

1) 学生の要望に沿った学園設計をしてもらいたい。特にキャンパス整備だけでなく生徒の自由な学習活動ができるシステム作りを考えてほしい。

2) 3キャンパスにまたがる複雑な教育システムの是正を要望するとともに、学生の移動方法の整備が必要である。

3) 3キャンパスの運営・管理の将来のあり方について考えてほしい。現在のように全てのキャンパスのコンセンサスを取らなければ事案の決定が進まないようでは、3キャンパスの教職員に対する業務負担増大が予想される。各キャンパスの運営については独自性を認める方法で改良していくことが望まれる。

4) 2020 年以降の財政計画については、多くの疑義があるようだが、現在の立命館の経営手腕から考えれば、安定した財政新規計画設定が予想されるので、映像学部としては大きな懸念を抱いていない。

5) さまざまな疑問点が浮上する中で、今から学部としてもっとも考えるべきことはキャンパスコンセプトと学部のユニークさ独自性などを一致させるようなシステムを構築することである。