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           4月10日   第6回BKC月曜会
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     「立命館の大学教育の目標とはなにか?
              新学部構想はそれにそうものなのか?」
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              エポック立命K307号室 
                    5時30--7時

                !!!飲食物持込可!!!



●立命館では、大学づくりの過程で、これまで故意にあいまいにされ
  てきた重要な論点があります。

     <立命館の大学教育、特に学士課程教育の目標とは何か>

  です。

●他方、理工学部、情報理工学部の態様を一変させる新学部=生命科学
  部構想が当該学部教員に殆ど周知されないままにマスコミに流布さ
  れています。

    ○ そこでは「薬学科」を極端に重視した学部構成が提案されている
       ようですが、生命科学の基礎となる生命全体を把握する学科は存
       在しません。

     <生命をどう捉え、生命の構造を如何に学部構成に
                反映させ、いかなる生命観をもつ学生を育成するのか>

       という生命科学に最も必要な視点に対する長期的展望、議論も
       十分におこなわれない学部構想が進行しつつあります。
       構想をみる限り<生命(いのち)>を標榜しながら生命をテクノ
       ロジーの対象としてしか扱わない学部のように見受けられます。

    ○ 生命科学への展開が必要であるにしても、このような基本的視
       点を欠いた学部構想のあり方は<立命館の大学教育、特に学士
       課程教育の目標は何か>という観点の欠落そのものと密接に関
       連しています。

    ○ 新学部を設立するこの早急な手法、手続きのありかたはガバナン
       ス文書で問題とされた経営側による素早い教学コントロールが先
       取りされているかに見えます。


今回の月曜会ではこのふたつのテーマを検討したいと思います。前者は長期
的、後者は短期的な問題ではありますが密接にからみあった問題であると考
えます。

本年度最初の集まりであり、且つ新学部構想にはBKCの理工、情報理工が直接
関与するわけですので情報交換の意味でも、是非多数の方が参加していただき
たいと思います。


   BKC月曜会世話人
      理工学部 池田 敬介
      経営学部 三浦 正行
      経済学部 藤岡 惇