総長候補者のみなさまへ
総長選任にあたっての公開質問状
2006年10月6日
拝啓
立命館大学教職員組合 委員長 木田 融男 平素は、教職員組合のとりくみ・活動にご理解・ご協力いただき、誠にありが とうございます。 さて、総長候補者3名が、先の総長候補者推薦委員会での議論を経て、10月2 日(月)には学園ホームページにて公開されました。立命館学園の総長は、ご存 知のとおり全学で一致した政策を遂行する先頭に立つにふさわしい総長を全構成 員の叡智を結集して選出してきた歴史的な経過があり、その選出過程は、立命館 学園民主主義の象徴として学内外問わず高い評価を得てきました。学内において は、「政策に一致した」総長とともに、学生・教職員問わず全構成員が学園創造 のために、全学協議会や業務協議会のもとでの議論を組織し、学園への参画感を 高め、立命館アイデンティティを形成してきました。そういう意味でも総長は、 学園の教学の最高責任者としてだけではなく、立命館の「平和と民主主義」とい う教学理念の象徴として、強いリーダーシップが求められるのは言うに及びませ ん。 今回の新しい総長選任制度のもとでも、様々な場面で議論し、確認された学園 政策を推進するに相応しい人格・識見ある総長を、全構成員の意向を反映して選 出することになっています。そこで、多くの教職員を組織する教職員組合として、 総長候補者のみなさんが、学園政策や情勢をどのように捉え、そのもとで教学理 念をどう捉え発展させようと考えているのか、または、学園で議論されている政 策や学園の現状についてどのようにお考えになっているのか、どのように認識し ておられるのか等について、教職員のなかで共有することが、学園創造への参画 感を高めることになると考えています。ぜひ下記の質問への見解をお聞かせくだ さい。 つきましては、ご回答いただきました内容は、教職員に広く公開し、学園課題 の共有し、総長候補者について、少しでも深めることができればと考えています。 ご協力いただければ幸いです。
敬具
10月11日までに回答お願いいたします。 また、以下の通り10月12日(木)の19時から2時間程度で、総長候補者のみなさ まにご足労いただき、公開質問状の質問項目にもある点も含め、みなさまのお考 えをお話していただく機会を設けたいと考えています。ぜひご出席していただけ ればと思います。なお、欠席される場合は、公開質問状の回答を紹介させていた だきます。 学友会・院生連合協議会・教職員組合 共同企画 |