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Chu 空間と複雑系:文献等
Reference
Chu space の研究は、3学派が独立に、独自の問題意識・概念構成・用語を用いて展開している。Chu space はそれぞれ、次のように呼ばれている。
- Stanford大学(Pratt ):Chu space
- Barwise のプロジェクト:Classification
- Darmstadt大学(Ganter, Wille..):Formal context
主な文献
その他
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/gd5/comcom/z0690.htm
696,半側空間無視における半球間の相互作用 ,石合純夫,神経心理, 4.01, 1988,要旨:同名半盲患者における線分二等分試験時の注視パターンをアイカメラにより検討した。半側空間無視(以下USN)のある左同名半盲患者は,右視野内に入った範囲の線分を,等分するのではなく,その範囲の左端すなわち注視している点に二等分点をつけた。しかし,線分の左端を強制的に注視させ,右視野に線分全体を入れると,二等分点の右方偏位を認知し得た。したがって,病変のある右半球が,右視野・左半球で受容された範囲の線分像から独善的に線分の全体像を構築し,注視している点を二等分点と判断する一方,左半球の中点に関する認知能刀を抑制するという仮説がたてられ,脳梁を介する左右半球の相互作用がUSN成立において重要と考えられた。
http://www.normanet.ne.jp/~tshinsho/johosr/joho11.htm
@ 半側空間無視
社会復帰のための援助をしていく上で、一番影響が大きいといわれている症状です。自分が今見ていると意識している空間の片側(多くの人は左側)を見落とす障害です。従って、見ている領域が移れば、見落とす範囲も変わっていきます。今まで見ていた領域の中のある部分を見ようとすると、その部分の半側をもまた見落とします(図1、2)。
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/gd5/comcom/z3540.htm
3542,神経心理学におけるcontroversies:半側空間無視,武田克彦,神経心理,16.03,2000,○,要旨:半側空間無視におけるcontroversiesとして以下の3つの点を論じた.1)半側空間無視における座標系の問題,半側空間無視とはいったいどのような座標系を想定し,その左側が無視されるのかということである.座標系としては網膜中心の座標系,身体中心の座標系,物体中心の座標系など考えられている.それぞれの座標系が重要という報告がある.まだこの問題は決着していないといえる.さて次の間題は2)半側空間無視においては運動の側面が障害されているのかということである.この症候を有する患者は,左側に向かう運動の開始が遅く,またその運動のスピードも遅いという研究がある.この側面は半側空間無視において無視できないと考えられる.さらに3)半側空間無視における意識下の処理について報告した.左視野に提示された刺激は,少なくともカテゴリーの判断ぐらいまでは処理されているとする研究がある. 神経心理学16;158−163,2000
http://www.saiensu.co.jp/books-htm/ISBN4-7819-0935-3.htm
ライブラリ脳の世紀:心のメカニズムを探る8
意識と脳−心の電源としての意識−
東京都精神医学総合研究所 副所長 山本健一 著
http://www.incl.ne.jp/~koike/paperlst3.html
左半側空間無視関係文献
神経科学学会
http://www.neurology-jp.org/bun/mokuji/37.htm
半側空間無視:その症候から発現のメカニズム仮説まで…久保 浩一……1158
http://www.baobab.or.jp/~oring/clip_esn.shtml
情報クリップエッセンス2001年10月号
http://www.google.com/search?q=cache:_p2KAwrRjqI:www.baobab.or.jp/~oring/clip_esn.shtml+%94%BC%91%A4%8B%F3%8A%D4%96%B3%8E%8B+%8B%40%8F%98&hl=ja
仮想の脳損傷を作り出している研究者が、脳の半分の機能が停止すると、残りの半分の機能が増進するということを発見しました。ボストン大学のClaus Hilgetagらは、健常者の頭骨に焦点を合わせて磁気パルスを10分間発射し、「半側空間無視」を誘発させました。磁気刺激は、頭頂皮質の機能を一時的に停止させ、機能停止した脳の部分の反対側に位置する物体の検知能力が低下し、さらに、機能している視野の側にも物体が置かれていると、検知能力はさらに低下したのです。機能している脳半球が、反対側の脳半球を無力化しているようであり、影響を受けていない脳半球では物体を検知する能力が向上しました。「逆説的なのだが、脳病変を作り出すと、脳の機能が改善するのだ」とHilgetagは言っています。2つの脳半球このような挙動が見られたことで、一方の脳半球での活動が他方の脳半球での活動を通常はしのいでいるとする学説が確認されました。