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メッセージ108:
野路便り Letter from Noji (06-08-07 Mon)
【1】APUをより良くしていくためにも(元APU教員)
【2】要望書の賛同者291名に
【3】公示:衣笠キャンパス労働者代表の立候補者について
【3-1】「過半数代表者」に立候補した方の感想より
立命館学園で働く方々へ
Dear colleagues,

  ◇◇ 5月16日に要望書【2-1】を178名の連署を付し理事
  長および全理事に送付(*1)しましたが、呼掛け人の面会申入れ
  も拒まれ、直後に、今年も昨年同様の「一時金カット」方針が
  全学に示されました。 (*1)http://ac-net.org/rtm/a/bunsho/95

  7月19日の「業務協議会」直前には、249名の連署を付し
  、再度理事長および全理事に要望書を再度送付しました(*2)が
  「皆さんのためを思って断腸の思いで一時金をカットしている
  のです」という回答でした。その後、短期間に連署者が増え、
  現在、291名となりました【2】。
  (*2)http://ac-net.org/rtm/No/91

  理事長および理事会が、要望書【2-1】の内容を全否定する明確
  な意思表明を度々されている状況を考えると、私見ですが、こ
  の要望書への署名運動は、すでに実質的に「理事長不信任」署
  名運動に変化し始めているように思います。わたしたちが要
  望書に表明した危惧を、理事長も他の理事も理解していただけ
  ないのですから、今後は、立命館の経営に責任ある人達への
  「不信任」の意思表示としても要望書【2-1】に連署され、メッ
  セージを付してその意思を明確にされますことを、呼掛け人の
  一人として、個人的に、呼びかけたく思います。このような呼
  掛けを始めなければならないのは、本当に残念です。

  ◇◇ 労働者の過半数代表者の選挙の立候補者が衣笠キャンパス
  3名があったことが公示されました【3】。立候補した方の一人
  が選挙の方法についていくつか疑義を述べておられます【3-1】。
  有権者名簿の作成と吟味は、公正な選挙には不可欠な作業のよ
  うに思いますし、全教職員投票ーー従来の「立命館の民主主義」
  が使わなかった方法ーーの「準備」ともなります。


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【1】迅速で公正な地位保全仮処分命令を求めるネット署名より転載
   [26] 2006-06-29 17:52:39
   APUをより良くしていくためにも(山口県・元APU教員)
   http://university.sub.jp/apu/saiban/index.php?job=kobetsuhyouji&aux=31
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「現在、APUが導入している嘱託・上級講師制度は、教員を酷使
  した挙げ句に使い捨てにするものであり、人件費節約のために、
  最良の策として導入されたものと思われますが、これは長い目で
  見て、語学教育を売りとしているAPUのためになるものではあ
  りません。 また、経験豊かな常勤講師を雇用止めにするのは、A
  PUの教育の質の低下を招くのみならず、APUの語学プログラ
  ムを基礎から立ち上げた功労者に対する侮辱以外の何ものでもあ
  りません。

  新校舎を建設し、マスメディアを通して派手にバイリンガル教育
  を宣伝しておきながら、常勤講師に代えて経験、学識とも低い、
  より安価な使い捨て教員を雇い入れるのが大学の方針とすれば、
  それは、耐震強度偽造マンションと何ら変わりはありません。見
  てくれはよくても、肝心の鉄骨が入っていないのですから。

  大学は利潤のみを追求する機関なのでしょうか?自分たちがやっ
  ていることが、立命館学園の将来にとってどのような影響をもた
  らすのか、もう一度きちんと考え直すべきでしょう。それでも大
  学側は利潤追求を第一に考えるというのであれば、せめて、お客
  様である学生に対して、きちんとした「商品」である教育を施す
  べきです。大学側は、経験、学識とも未熟な教員は、「教育力」
  のある教員が指導するから心配ない、と言っていますが、これは
  言い換えるならば、研修医だらけの病院と同じです。いくらいい
  医者の指導者がいる、といっても、執刀するのは研修医です。こ
  んな病院に、患者は安心して命を預けはしないでしょう。

  今回、辞めさせられた常勤講師の皆様は、皆、学生思いの、とて
  も教育、研究熱心な方々ばかりです。こういう、大学にとって宝
  とも言える人が、何故明日の生活の糧にも困らなければならない
  のか、理解に苦しみます。人を大切に出来ないような教育機関は、
  人から見捨てられます。」


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【2】(転送)要望書の賛同者291名に
     From: Hiroshi OGASAWARA
     Date: Sat, 05 Aug 2006
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ーー転載始ーー

対理事会要望書に賛同して下さった291名の方々へ:

 呼びかけ人:赤堀次郎、荒井正治、小野文一郎、小笠原宏、坂根政男、
  里見潤、杉本末雄、高山茂、辻下徹、中島淳、吉田真(以上理工教員)
  小川均、島川博光、樋口宜男(以上情報理工学部教員)、
  佐藤卓利、田中宏、藤岡惇(以上経済学部教員)、
  三浦正行(経営学部教員)、小堀眞裕(法学部教員)、
  朝尾幸次郎(文学部教員)、山下高行(産業社会学部教員)、
  勝村 誠(政策科学部教員)、小林 誠(国際関係学部)、
  松田全功(中高深草教員)、杉浦真理、玉野典明(中高宇治教員)

       (文責:小笠原)

 立命教職員に対してであれば,ご自由にご転送下さい。

1.はじめに

  業協前に252名であった賛同者が,業協後291名に増えました。

  新しく中高からも呼びかけ人が加わり,賛同比率は,BKC大学
  専任教員では54%,BKC・衣笠の学部専任教員では40%に達して
  います。

  夏休みに入り,中・高・大学教員の方々は前期試験の採点や入試
  業務・研究などで,また,大学職員の方々は再度の部課再編や人
  事異動で,大変お忙しいかと思いますが,夏季一斉休暇が開ける
  頃までに,賛同者数をもう一伸びさせて理事会に三度提出するこ
  とは,非常に大きなインパクトとなると確信しています。

  もし,ご賛同を頂けそうな方がいらっしゃったら,
  ogasawar@se.ritsumei.ac.jp に下記の内容をメールしていただけ
  るようお伝え願えませんか?

  メールタイトル: 賛同
  (1)職種 教員・職員・退職者 (2)所属 (3)ご氏名
  (4)メールアドレス 
  (5)メッセージ(もしあれば;賛同者全員にお知らせします)

  賛同のメールを頂けた場合,賛同者数の推移やメッセージの紹介,
  関連の情報をメールで小笠原からお知らせします。

    *** 注意:氏名公表のポリシー ***

    教員の方々の氏名は,要望書に記し理事長と理事会メンバー
    に提出いたします。

    職員の方々の氏名は,絶対的多数に集まるまでは,公表しま
    せんし,要望書にも記載しません。絶対的多数に達したと判
    断される場合,氏名公表の可否について,職員お一人お一人
    にお伺いするつもりです。

2.さらに新しい呼びかけ人と賛同者内訳

  中高宇治教員の北尾 悟先生が,新しい呼びかけ人として加わっ
  て下さいました。

  賛同者291名の内訳は,以下の通りです:

  退職者3 理工83 情報44 経済24 経営22 法24 産32 文10 国5 政5
  法研5 職員29 独院1

3.要望書と賛同呼びかけ文をupdateしました。

  (ユーザー名: rits, パスワード: yobosho):
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060805_yobosho_V4.doc
  (ユーザー名: rits, パスワード: yobosho):
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060805_shomei_boshu.doc

  名前が漏れている方にお気づきでしたら,小笠原までお知らせ下さい。
  また,まだ賛同の意志表明がない方々に,お声かけをして頂けると幸いです。

4.メッセージを紹介します
     (既に賛同下さっている方々もお声をお寄せ下さい):

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     立命館上層部の現状を憂えています。

     立命館大学が表面だけでなく本質的な部分において社会的評価
    を得られんことを願い、口先だけでない民主主義を実践するため
    に連帯したいと思います。

     当方、学部所属がないため学内の様子が非常にわかりにくく、
    皆さんが果敢に運動されていることに対しても、応答が大変遅く
    なってしまいました。どうぞ、いろいろ伝え、教えてください。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5.組合情報など

5.1. 総長選挙のとりくみ
  (ユーザー名: rits, パスワード: kumiai)
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/unionNo77.pdf
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/unionNoGG.pdf
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/unionNoGG2.pdf

5.2. 先の業務協議会をほぼ完全に再生
  (ユーザー名: rits, パスワード: kumiai)
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/unionNo80.pdf

5.3. 一時金カットの根拠のなさ
  (ユーザー名: rits, パスワード: kumiai)
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/unionNo64.pdf
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/unionNo53.pdf

5.4. その他,組合発行物一覧メニュー
  (ユーザー名: rits, パスワード: kumiai)
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/kumiai/menu.htm

5.5. 理事会と学生の対立

   7月22日京都新聞
   http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006072200047&genre=G1&area=K10
   学友会 
   http://blog.drecom.jp/gakuyukai_rits/archive/36
   理事会
   http://blog.drecom.jp/gakuyukai_rits/archive/37

   7月上旬,公式の場で,「中期計画起草委員の1人から、質問し
    た学生に 対して、「あほ」「ばか」などの暴言が数度にわたっ
    て浴びせられた」 
    http://blog.drecom.jp/gakuyukai_rits/archive/23

ーー転載終ーー

【2-1】要 望 書

  川本八郎理事長殿

  謹 啓

  日本の大学全体が困難な状況におかれている中で、立命館学園運
  営に日夜尽力しておられることに感謝の意を表します。

  さて、わたくしたち教職員有志249名は、昨年度の一時金の一部が
  未払いのままに新年度を迎え、学園内の広範な士気低下が恒常化
  しつつあることに強い危惧を持ち、この文書を提出することを決
  意致しました。

  一時金カットに明確な意義があるのであれば、それにより士気を
  低下させる者はいません。しかし、理事会と組合との昨年度を通
  しての交渉過程を見まもってきましたが、一時金カットについて
  教職員が納得できる合理的な理由はついに提示されないまま、今
  日に至っております。

  理事会が、わたしたちに果すべき最低限の義務を独善的な理由で
  不履行のままで済せようとしていることで、わたしたち教職員は
  立命館の運営責任者である貴理事長への信頼感が根本から崩れつ
  つあることを感じています。立命館の大きな発展の主要な功労者
  の一人である貴理事長への信頼感を失うことは、わたくしたちに
  とってたいへん辛いことです。しかし、昨年度の給与が未支払の
  ままで終るのであれば、貴理事長への信頼感の崩壊は回復不能な
  ところまで達することは避けられません。そのようなことになら
  ないことを私たちは強く願っておりますので、この問題について、
  再考を要望いたします。

  なお、わたくし達の中の非組合員は、立命館教職員組合が、この
  問題に責任を持って忍耐強く持続的に取り組んでおられる姿勢に
  強い共感を抱き、根本から支持しております。貴理事会が、教職
  員組合の要請を全教職員の心願・励声として捉えられ、種々の交
  渉の場に臨まれることを要望いたします。

  学園内の相互信頼の崩壊を回避することは、立命館学園の発展の
  ためには、あらゆることに優先すべきことと切実に考えておりま
  すが、貴理事長も同じように考えてくださることを信じつつ、以
  上を要望いたします。

  						   敬 具

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【3】公示:衣笠キャンパス労働者代表の立候補者について
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			   公     示

				  2006年7月28日
				  立命館大学衣笠キャンパス
				  労働者代表選出選挙管理委員会

    立命館大学衣笠キャンパス労働者代表の立候補者について

  本年7月21日公示の立命館大学衣笠キャンパスにおける労働基準法及
  び育児・介護 休業法等関連法規に基づく労働者の過半数代表者選出
  選挙において、下記の通り労働者代表の立候補がありましたので、
  ここに公示します。

			       記

  1. 立命館大学衣笠キャンパスにおける労働者代表立候補者

	    堀 雅晴 (法学部)
	    遠藤 礼子(文学部)
	    松井 かおり(法学部事務室)

  2. 立命館大学衣笠キャンパスにおける投票方法

  (1)投票
	 9月26日(火)から10月6日(金)午後5時まで
  (2)投票方法
	選挙区毎に実施する。

	 [学部所属の専任選挙区]
	 選挙区集会等で実施する。

	 [職員(専任・契約・アルバイトを含む)選挙区]
	 職員選挙区は投票用紙を手交し、指定投票箱へ投入する。

	 [上記以外に所属する労働者選挙区]
	 投票会場(調整中)にて、所定の時間までに実施する。

  以上

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【3-1】(転載)衣笠キャンパスでの「過半数代表者」に立候した
  方の感想
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「立候補したものの、よくわからないことが、さしあたり次の3
  点あります。(そもそもRU選管はこうした事柄を有権者や候補
  者に予め連絡しておくべき事柄でしょうに、大変自らの権威を
  みすみす落とすことをされていると思っています。)

  まず選管は、有権者名簿の整理をして、有権者に縦覧させる必
  要があります。有権者に、もれがないのかどうかを確認させる
  必要があります。

  次にその結果、確定した名簿にもとづき、有権者に、投票券等
  で、選挙の実施の日時と投票方法、そして肝心の過半数代表の
  選出にふさわしい「確定方法」、開票の日時と場所、立会人の
  公募等、を周知させ、異議の受付をする必要があります。

  あわせて選挙の活動の方法/期間/選挙広報/立ち会い演説会・
  討論会の実施等の便宜を通じて、有権者の候補者選択への環境
  づくりを行う必要があります。」

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配信数 3863 [ http://ac-net.org/rtm/No/108 ]