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メッセージ128:
野路便り Letter from Noji (06-09-01 Fri)
(転載) 一時金カット撤回要望書の3度目の提出報告
立命館学園で働く方々へ
Dear colleagues,

  立命館の給与慣行では、一時金1ヶ月カットは給与6%削減と言
  う方が本質を良くあらわしています。経営危機でもない今、この
  ような大幅な給与削減を、将来の経営危機を回避するという理由
  だけで、撤回しないどころか、恒久化することを理事長が明確に
  した今、立命館はかなり危い状況にあるように思います。このま
  ま、構成員の大半が士気低下させつつも「仕方がない」と順応す
  れば、立命館は「諦念の大海」に沈み、もはや、学園には、静か
  な生命力のうねり、というものは期待できなくなることは明らか
  です。このことを深く危惧する構成員有志296名が理事長に考
  え直すことを求めています。その要望書が、44の新しい連署を
  加え、理事長と全理事に送付されました【1】。要望を伝えるのは、
  これで3度目となります。良識ある理事の方々が沈黙し続けてお
  られることは、立命館にとって不幸なことと感じます。

  教学側の最高責任者として総長は、経営側の最高責任者である理
  事長とは独立した価値観と判断基準を持つ使命を担っています。
  総長と理事長との独立性は、学園の健全な発展の鍵となるもので
  す。しかし、総長候補者選出委員会の構成員8名中7名が理事で
  あり、委員は理事長が推薦します。将来ではなく、いま現在、学
  園が陥っている危機を直視し、理事長とは独立の判断ができるよ
  うな方を、この委員会は候補者リストの中に、何人、提示するの
  でしょうか。要望書の連署者の多くが懸念しています。

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(転載) 一時金カット撤回要望書の3度目の提出報告
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Subject: 賛同者296名の要望書を本日発送いたしました。
Date: Thu, 31 Aug 2006


  対理事会要望書 賛同者各位

        呼びかけ人:

		 赤堀 次郎、荒井 正治、小野 文一郎、小笠原 宏、
		 坂根 政男、里見 潤、杉本 末雄、高山 茂、辻下 徹、
		 中島 淳、吉田 真(以上理工学部)、
		 小川 均、島川 博光、樋口 宜男(以上情報理工学部)、
		 佐藤 卓利、田中 宏、藤岡 惇(以上経済学部)、
		 三浦 正行(経営学部)、
		 小堀 眞裕(法学部)、朝尾 幸次郎(文学部)、
		 山下 高行(産業社会学部)、
		 勝村 誠(政策科学部)、小林 誠(国際関係学部)、
		 松田 全功(中高深草教員)、
		 杉浦 真理、玉野 典明、北尾 悟(中高宇治教員)

   立命の教職員に限り,ご自由にご転送下さい。


   残暑お見舞い申し上げます。

   業務協議会前,賛同者が252名でしたが,業務協議会以後,短
  期間で署名数が296名と大幅に増えました。BKC教授・助教授
  は54%、BKC・衣笠両キャンパス学部教授・助教授は40%が
  賛同していることになります。このことを理事長と理事会メンバー,
  計38名に伝えるため、本日、下記の送付状を添えて、一時金カッ
  ト撤回要望書:

     http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060813_yobosho_V5.doc
    (ユーザー名: rits  パスワード: yobosho)

  を発送いたしました。

   各学部・職場で総長選挙の選挙人が選ばれ始めましたが,我々
  の意見が反映された総長選挙になることを祈っています。各賛同
  者の方々におかれましても,各教授会・職場において,その様な
  選挙になるよう努力をお願いいたします。

   皆さんの賛同の力が一つにまとまり,形となって現れることを
  強く希望していますので,要望書の賛同運動は引き続き推し進め
  てゆきたいと考えています。どうぞ,よろしくお願いいたします。

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    以下,送り状のコピー
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  拝 啓

  別紙の通り、8月13日付けの「昨年度(2005年度)一時金カッ
  ト撤回の要望書」を提出します。

  本年度の第二回業務協議会前の賛同者は、先日お送りしたように、
  252名でしたが、協議会後、わずかな日数で296名(退職者4
  名を含む)に増え、付属校にも運動が広がりました。このうち、B
  KC教授・助教授は54%、BKC・衣笠両キャンパス学部教授・
  助教授は40%の賛同に達しています。

  なお、これで三度目の要望書の提出になりますが、本年度も、我々
  が納得できる説明がないままに、理事長は昨年度と同様の一時金カッ
  トを提案されました。各学部教授会や組合との諸政策の議論につい
  ても、理事会の態度は誠実であるとは言えません。見切り発車の朱
  雀移転や部課再編についても同様です。さらに、学生との交渉での
  理事会側の発言や態度には、耳目を疑うものがあります。これらに
  対し、我々は非常に残念な気持ちを募らせています。また、このよ
  うな状況の中で、どのような新しい総長がどのような形で選ばれる
  のか、我々は非常に危惧しているところでもあります。  

  この状況を少しでも早く解決し、学園内の相互信頼を回復するため
  に、理事長が昨年度の一時金カットに遡り、再考されることを強く
  要求する次第です。

  敬 具

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