立命館学園で働く方々へ
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【1】年末一時金の支給にあたって(異議申し立て)
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《 ゆにおん No107 より転載 》
2006年12月8日
学校法人立命館
理事長 川本 八郎 殿
立命館教職員組合連合
執行委員長 木田 融男
年末一時金の支給にあたって(異議申し立て)
貴常任理事会は、昨年、当組合連合との同意なく一時金の
カットをし、年末一時金の支給を強行されました。そして
また今年においても昨年同様に強行しようとしていますが、
これはきわめて不当な行為であることを、あらためて表明
します。ここに至る過程で、貴常任理事会が説明責任を果
たされたと評価できません。また、直近の第2回業務協議会
(7月19日)では、貴常任理事会が一方的に議事を打ち切った
状態であり、十分に協議・交渉を行うことができたとも認
識しておりません。
したがって、当組合連合は、下記の通り要求します。
ー 記 ー
一、2006年12月8日支給の年末一時金については、
2005年度同様に、これを「仮払い」として受
領することとします。
一、昨年度支給一時金差額分(1カ月分カット)
についても、その支払い要求します。
以 上
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【2】ゆにおん No 107 (12/14発行)
12月7日教職員総起集会の記録:フロアからの発言概要より
http://ac-net.org/rtm/f/unionNo107.pdf
(id: rtm, passwd: rtm )
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文学部教員: 文学部は、組合員率が低いと言うこともあるかもしれ
ないが、未組合員の人からよく積極的に声掛けられる。それだけ
期待されていると感じる。ある人からは1ヶ月カットは不祥事の処
分と同じ規模であり、私たちが何をしたという話をされる人もい
た。
国際関係学部教員: 一時金支給日までのこの1週間で劇的な変化がな
く組合に失望している。一時金カットに対して強硬姿勢見せない
とみんなついてこない。
経済学部教員:「ゆにおん」で気になる記述がある。ストの仕方もい
ろいろある中で、最初からストすること自体が学生の学びの権利
との結びつける記述には理解できない。昨年の業協で労使の信頼
がなくなっている中で、理事会は話し合いができる相手ではない
し、話し合ったところで何もない。今の理事会に対して全学で議
論を求めても「経営責任で」で切り捨てられてしまうのがおち。
理事会に対して信頼回復の為に行使しかない。
理工学部教員: 11月はじめの頃、組合から「ゆにおん」もなければ
何も動きがなかった。このままではいけないと思い、スト権実行
をネットで呼びかけ、現在64人集まっている。組合への熱い期待
があるがゆえに失望も大きい。「ゆにおん105号」では、10分であ
れ学生たちの学習権うんぬんを今の段階で書くのは残念。組織的
に議論の中で迷い等があり払拭していくもの。組合組織的議論の
中で確認をするのはよいがさらりと書くものではない。
法学部教員: 2年近く議論してきたが、今後理事会から納得できる回
答が出てくることに関しては否定的と感じている。次のステージ
の具体化が必要です。理事会の責任を追及することも必要で、一
時金カットで我々のモチベーション低下についても指摘すべきで
す。
理工学部教員: 昨年の11月ぐらいにみんなの大体の意見は出し切っ
ていると感じている。いまさら業協に意味はあるのか。理事長宛
に文書も4回だしているが何の返事もない。議論して変わる段階で
はない。個人の取組には限界があります。今まで組合は何をして
きたのか。業協をどうのこうのという話ではない。この一時金カッ
トは退職金カットと同じです。
経済学部教員: 夏休みのオープンカレッジをストライキで戦え!学生
に迷惑はかからない上、理事会にはダメージを与えることができ
る。今の理事会は、なし崩し的に財政支出しても誰も責任を取ら
ない。それが今の理事会。業協はやるべきと考えています。しか
しやる前に手ぶらではなく、戦ってやべき。業協する前にまず残
業をやめよう。
理工学部教員: これまでの発言は組合執行部批判のように聞こえる
が、要望が形にならない失望感のあらわれと思います。工夫して
いるのはわかるが、執行委員会から出てくる政策が弱い。組合の
議論強化の為の政策が出てこないのが残念。一時金の返事がそう
簡単ではないことは理解できるが、どうすればよいか、どれだけ
議論してきたのか。本日までに3段階ぐらいの行動提起をしておく
べきだった。学生の学びを守る 話も昨年と同じ。日頃の職場参加
も弱く責任は みんなにもある。一時金だけでなく一歩前に行くた
めの議論をすべきです。
理工学部教員: 理事長宛に何を送っても理事長 は「へ」とも思って
いない。理事長にとっては いくら突き上げられても意味はない。
もう少し 実行力のある手段をすべき。過半数の声が生かせていな
い事態が起きている。民主主義は既に壊れている。20年いて私は
愛校心があるほうだと思っていたが、最近その愛校心が薄れてい
ると感じる。このようなことでは学生とっても損失である。
法学部教員: 理事会の姿勢をカエル点として、総合的人間力、学生
の質もかかわってくるが、学内の厳しい状況を理事会がどの程度
認識して、どのように変えようとしているのかが問題。大学は人
に依拠(人が人を育てる)するところ。大学の本質を理事会が忘れ
ているのではないか、を確認することも必要。理事会の「一時金
議論は終わった」という姿勢が理解できない。カットの理由も組
合の質問にも何も答えていない。理事会の落ち度も含めてどうな
のか聞きたい。
理工学部教員: 立命に来た時に知らないうちに組合に入っていたが、
組合に入っていることは保険だと思ってきた。その保険が使える
という期待があったが、実際は組合の執行部がなかなか動いてく
れない。今日の集まりもアリバイのように見える。理事会のやり
方は傲慢で腹が立つ。組合が動かないことに対しても腹が立つ。
《 以上は立命館大学教員の意見。他職場の意見は業協重視という点
で執行部のこれまでの方針とほぼ同じ。
全文 => http://ac-net.org/rtm/f/unionNo107.pdf 》
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