1ヶ月ほど前に、怒りにまかせた投稿をして、「もっと冷静に」と注意を受けた深草の市原です。正月も明け、お屠蘇気分を抜けてやや冷静に成りましたので、また駄文を投稿します。
「冷静な反論を」ということでしたので、少し長くなりますが問題点を言わせて戴きます。
あなたは組合員であるするならば、本来、職場集会でこのような問題提起を行い、学部の職場委員や執行委員などとも話し合い、組合四役に繋ぐべきだと思います。(また、未組合員の意見や提案を受け入れる度量を組合執行部は持っていると思います)組合のホームページを使うならまだしも理事会サイドの教職員にも送信している「野路だより」に、いきなりブログを立ち上げて全教職員へのアドレスに送信する方法は、組合民主主義のルールを軽視するもので、利敵行為にあたるのではないでしょうか?しかも、投稿・問題提起するにあたって、自らの氏名を明らかにしないのは、市原-深草(立命館中高校)が指摘するように、”卑怯者”呼ばわりされても当然ではありませんか?
また、どの職員(組合員?)が発言したかも明確でない、ありもしない”立命教・信者”なる言葉を使い、職員を立命館大学出身者とそうでない人を「感情的に」対立させるやり方もフェアではありません。仮にそんな気持ちを抱いた「立命館非出身職員」がいたとしたら、集団的・組織的に実務を執行する事務職場の業務もまともに出来ていないのではありませんか?
政府・財界の意向を受けた文教政策に立ち向かう姿勢を持たないで、もっぱら一時金カットを行なった理事会不信・批判という形をとりつつ、その実、団交・ストライキをしない局面だけを取り上げて、組合執行部を”腰抜け”と決め付け、職場の要求運動を基礎に粘り強い事務折衝を重ね、副総長・教学担当理事交渉、36協定交渉など行い、1月中の業務協議会開催を約束させている取組(詳細はゆにおんNo111で報告)をなんら評価せず、闘争形態のみをエスカレートすれば一時金が取り戻せるかの幻想を吹聴するのでなく、もっと有効な運動を共に探求すべきではないでしょうか?
文面から判断する限り、あなたはあまり立命歴もまた組合員歴も長くないようですが、一方で組合運動が過去に獲得した様々な成果と制度を享受しつつ、他方で「立命館非出身者を中心に」第二組合の結成を呼びかけ、今こそ組合の統一と団結が求められている時に、それを分断・分裂しようとしているのですから、”卑怯者”と呼ばれても当然です。
しかも、ストライキたるや自ら教育・研究・行政を担っている現場(存在基盤)の機能を本当にマヒさせるだけの職場の合意づくりが進んでいるのでしょうか?理工学部の教員?であれば学生への教育=授業・講義をストップさせるだけでなく、学生・院生の実験実習を伴う卒業研究や学部の他の人の実験研究をも本当にストップさせても闘うべきだとの合意づくりが出来てこそ、教諭や職員の胸にも連帯の声として響くものです(現実として非実験系の組合員の指名ストになるとしても)。そのような徴候すら見せず、「スト、スト」と叫ぶのは一般的にストライキを扇動するだけのあおり行為です。その典型が入試のオープンキャンパスや「プレ・エントランス・デー」のボイコットを呼びかけるなどに現れています。これこそ「人の褌で相撲を取る」典型ではありませんか。日々父母とも接しながら教育・学園づくりを進める中高では通用しません。地方出身者が5割近くを占める大学生の父母の実態をよく知れば、 もちろん一時金も大事ですが、それ以外に研究費とか研究・教育サポート体制の充実とか、大学院事務局の強化とか、切実な職場の要求を掲げた運動が必要ではありませんか?
現在、大学組合は役員改選運動の最中と聞いています。あなたが本当に組合運動を大事だと思い、現在の組合執行部が頼りないというのであれば、第二組合を呼びかけるエネルギーを自ら組合の委員長や書記長に立候補しないのでしょうか?せめて職場から執行委員候補に推薦されてきてもよさそうなものですが、インターネットだけで運動が前進し、要求が実現すると思っているでしょうか?
結果として、あなたが”トロイの木馬”の役割を担うことにならないよう、ブログの中止を期待します。
最後に、組合執行部にも一言苦言を申すと、このようなブログやゼネラルユニオンをリンクさせて発信する「野路だより」を、個人の「自由」として何もしないのでしょうか?
追伸
あなたとは無関係ですが、「野路だより」に外留に行くので、「一時金問題での裁判を早くして欲しい」(?)旨の投稿を読みました。呆れた発想ですね。本当に裁判をしたいのなら、外留を放棄して(延期して)次期の執行委員長(執行委員・職場委員)に立候補して、教職員全体をその方向に指導したらどうですか?と言いたい。
以上
No187 の書き込みには、最初は誹謗中傷が含まれていたので、このような形式で、書き換えるよう管理者から要望したところ、今のような内容になった経緯があります。野路便りへの転送の希望も記されていましたが、管理者にメール連絡もなく全くの匿名なため、ご指摘のように、情報操作の意図がある投稿の可能性もあり転載はしていません。このサイトのアクセス数は微々たるものですのでそれほど問題にならないと思っていますが、今月中にNo 187の投稿者からメール等で連絡がない場合は削除する予定です。なお、今後、No 187 のような内容の匿名投稿が増えてくる場合は、以前のように大学のメールアドレスで本人確認できる場合だけ投稿できる形式に戻す予定です。
なお、No 187 の投稿者と管理人とを途中で同一視してしまうような議論には応対し兼ねます。No 187 やNo 193 は、この場ではあまりふさわしくないテーマと思いますので、もうしばらく掲示した後に削除したいと思います。