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2007.11.30
朝日新聞:「一時金減不当」立命を提訴 教員ら
毎日新聞:「賞与カット不当」立命館を提訴
読売新聞:ボーナスカット不当と、「立命館」154教員が提訴
産経新聞:立命館で削減分のボーナスめぐり「紛争」
京都新聞:ボーナス削減分支払い求め提訴 「立命館」教職員有志154人

  朝日新聞:「一時金減不当」立命を提訴 教員ら

  学校法人立命館(中京区)が教職員に支給する05,06年度の
  一時金から1ヵ月分の金額をカットしたのは不当として、教員ら
  154人が30日、同法人を相手取り、減額された約1屋千万円
  の支払いを求める訴訟を京都地裁に起こした。

  訴状によると、法人は85〜04年に毎年、年6・1カ月と10
  万円の一時金を教員らに支給してきた。しかし、05年分は「財
  政的に将来の減収が予測される」などとして1カ月分をカットし
  て支給。06年度も同様に減額支給した。

  訴状は「教職員組合の合意を得ないままカットを強行した」と主
  張。減額分は原告1人あたり年間で約25万円〜75万円に上る
  としている。法人の理事長と総長の退任慰労金が3月に倍増され
  たこともふまえ、「カットについて財政上の問題と説明したのは
  理由になっていない」とも指摘した。

  立命館広報課は「訴状が届いていないので、詳しいコメントは控
  えたい」としている。


 毎日新聞:「賞与カット不当」立命館を提訴

  学校法人立命館(京都市中京区)が教職員のボーナスを05年度
  から一方的に一律1カ月分カットしたのは不当として、教員15
  4人が30日、同法人を相手に05、06年度の削減分計1億8
  163万円の支払いを求める訴訟を京都地裁に起こした。

  訴状によると、04年度までボーナスは6・1カ月分プラス10
  万円。しかし、法人は将来の減収予測や財政難などを理由に削減
  した。対象は約1460人。原告らは、カット前のボーナス額基
  準は事実上の労働契約だったと主張。07年に前理事長と前総長
  の退任慰労金が倍増され、それぞれ1億2000万円と4000
  万円も払われていることから財政難などは利畏友にならないと訴
  えている。

  立命館広報課は「誠実に対応してきたので残念」としている。

 読売新聞:ボーナスカット不当と、「立命館」154教員が提訴
 http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20071201p401.htm

 学校法人「立命館」(京都市中京区)が「財政基盤強化」を理由
  に、2005〜06年度の全教職員約2300人のボーナスをカッ
  トしたのは不当として、立命館大と系列中、高の教員計154人
  が30日、立命館にカット分相当額の計約1億8000万円の支
  払いを求め、京都地裁に提訴した。

 訴状によると、立命館は将来の減収予測や財政難を理由に、年間
  6・1か月と10万円を支給してきたボーナスを、05年12月
  分から教職員らの同意を得ないまま1か月分カット。翌年12月
  支給分でも同様の措置が取られ、教職員は1人あたり年間25万〜
  75万円の減収を強いられた。

 立命館広報課の話「誠実に対応してきたので提訴は残念。訴状が
  届いていないので詳しいコメントは控える」(2007年12月1日 読
  売新聞)

 産経新聞:立命館で削減分のボーナスめぐり「紛争」
  http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071130/trl0711302047013-n1.htm

 学校法人立命館(京都市中京区)が教職員のボーナスの一部を一
  方的に削減したとして、教員約150人が30日、立命館を相手
  取り、削減された2年分のボーナス約1億8000万円の支払い
  を求める訴えを京都地裁に起こした。

 訴えなどによると、立命館は年間に基本給の6・1カ月分と10
  万円をボーナスとして支給していたが、平成17、18年度は財
  政難や研究力強化などを理由に1カ月分を削減した。原告側は
  「減額について説明責任を果たしていないうえ、合理的な理由が
  ない」と主張している。

 立命館広報課の話「誠実に対応してきたので提訴は残念。詳しい
  内容については訴状が届いていないのでコメントは控えたい」

 京都新聞:ボーナス削減分支払い求め提訴 「立命館」教職員有志154人
 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007113000196&genre=D1&area=K10

  学校法人立命館(京都市中京区)が大学や高校、中学の教職員の
  一時金(ボーナス)を削減した問題で、教員の有志154人が3
  0日、立命館に2005、06年度の削減分として総額約1億8
  100万円の支払いを求める訴えを京都地裁に起こした。

 訴状などによると、立命館は05年以降、教職員のうち約140
  0人の年間の一時金を6・1カ月分から5・1カ月分に削減し、
  1人当たり約25万円から約75万円の減収になった。立命館教
  職員組合連合会が見直しを求めたが、理事者側は研究力強化や将
  来の減収などを理由に応じなかった、という。

 教員側は「1991年以降14年にわたり、実質的な交渉をせず
  に6・1カ月分が支給されており、労働契約があったといえる。
  不利益変更には労働者の合意が必要だ」と主張している。

 提訴後に原告団、弁護団が中京区の京都弁護士会館で記者会見し
  た。原告団長の木田融男産業社会学部教授(61)は「前理事長と
  前総長の退任慰労金は倍増して1億6000万円も支出しながら、
  教職員の一時金を一方的にカットするのは極めて不当だ。立命館
  の民主主義の伝統を脅かす象徴的な出来事だ」と話した。 立命
  館広報課は「誠実に対応してきたので、提訴が事実なら残念だ」
  とコメントしている。