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[amp 2007-12-07] 労働者代表選挙18日迄、一時金提訴訴状と記事、他
目次
  1─ 過半数代表選挙:投票期間は 12/5- 12/18 に変更
    ゼネラルユニオンブログより
      12/5: Workers' representative election
      12/6: 投票期間に入りましたが投票は出来ていないようです.
    ユニオンぼちぼち立命館分会ブログより
      12/4: 有権者の範囲が拡大されました
      12/5: 衣笠キャンパスの労働者代表候補
                 ▼遠藤礼子さんの所信表明
		 ▼佐藤春吉さんの所信表明
  (¶上記二労組・非常勤組合・教職員組合が選管を構成)
  2─ 京都新聞2007年11月30日(金)
     学内で働く学生が労組結成 立命館大 労働条件改善向け
  3─ 一時金取り戻し訴訟 訴状より
   3a─ 一時金取り戻し訴訟提訴の報道(2007.11.30)
     朝日新聞:「一時金減不当」立命を提訴 教員ら
    毎日新聞:「賞与カット不当」立命館を提訴
    読売新聞:ボーナスカット不当と、「立命館」154教員が提訴
    産経新聞:立命館で削減分のボーナスめぐり「紛争」
     京都新聞:ボーナス削減分支払い求め提訴 「立命館」教職員有志154人
  4─ [kinugasa-forum:0459] カタカナの揮毫
立命館学園教職員 各位

 一時金訴訟が始まりました。二十数頁の訴状[3]は読み応えがあり
  ます。一時金「6.1ヶ月+10万円」は過去20年間の慣行であっ
  たことを知り、今回の「一時金カット」は基本給与カットという
  性格のものであったことが確認できました。

 しかし、元組合幹部諸氏が主導する訴訟が開始されたことにより
  一時金削減問題について教職員組合がすべきことは終わった、と
  いう空気が広がるとすれば、この訴訟は法人幹部諸氏にとっては
  大歓迎ということになるでしょう。というのは、数年後に原告の
  完勝となったとしても、現在の法人幹部集団の性行から予想すれ
  ば、判決に納得できないと言いつつ原告134人に2億円を支払
  うだけで終わりでしょうから、05−06年については結局差し
  引き10億円強の歳入増で決着がつくことになりますし、07以
  降は04年以前と比べて毎年6億円もの歳入増が確保されたこと
  になっているでしょうから、一時金カット政策は法人幹部にとっ
  て成功裏に終わったということになります。

 世間の常識の範囲を超えるような大規模の給与カットが全教職員
  に対し強行されても、組合は抗議するだけで法システムが提供し
  ているストライキ等の正当な手段を行使しようとせず、個人訴訟
  するしかカットされた給与を取り戻す可能性が残されなかった、
  という結末は、訴訟などにかかわりたくない大半の教職員にとっ
  ては、閉塞感を限りなく深めるものではないかと感じます。

 ところで、ギリシャ時代の民主主義のようになっている「立命館
  の民主主義」において「構成員」としては従来みなされていなかっ
  た人たちが学内外で存在感を増していることには閉塞感を和らげ
  るものがあります[1,2]。今回の過半数代表選挙でも衣笠では複数
  候補者が出ていますが、これまでの立命のコンセプトでは「非構
  成員」の候補者が「構成員」の候補者と争っていること[1d]が注
  目されます。