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Subject: [ml-cm-bkcmf 241] 公開研究会 Date: Mon, 15 May 2006 20:42:03 +0900 5月19日 第7回BKC月曜会5月19日は、立命館大学の創立記念日です。この日を記念して、下記の要領で公開研究会を開きます。ときあたかも「立命館憲章」づくりの議論が始まっています。1400ページに及ぶ『立命館百年史 通史2』編纂の中心となられた芦田先生を招いて、過去の歴史から何を学び、どのような学園をつくっていけばよいかを考える機会にしたいと思います。どなたでも参加できますので、どうぞお越しください。
立命館民主主義に学ぶ
- 5月19日(金) 午後4時-6時
- エポック立命 306号室
- 講師 立命館大名誉教授
芦田 文夫氏
世話人 池田研介(理工) 藤岡 惇 (経済) 三浦正行(経営)
報告
なお月曜会ではすぐる5月8日に川上副総長と月曜会のメンバー若干名で理工再編に関する懇談会を開きました事を報告させていただきます。今回は忌憚のない意見の交換という事でクローズした会にさせていただきました。月曜会の大きな目的の一つは50%が大学進学する大衆化大学社会に相応しい、大学教育の目的と理念を明確にする事、特に社会に巣立つ学生の人生において本当に力になるような教養教育とそれを実行する具体的なプログラムを提案する事にあります。この観点から、生命科学系学部の新設がBKC全体にとってどういう意味があるのか、それが会が目指すものと合致する点、合致しない点がどこにあるのか、早急な学部新設と現存の理工、情報理工の再編がどう関係するのか、それは目下提案されている中期計画案と関連するのか否かそういう点をめぐって、副総長とかなり突っ込んだ意見交換がなされました。
生命科学系学部新設が生命科学系をもたない立命館にとって、意義がある事を副総長、月曜会とも認めつつも、学科展開の内容、学部新設を推進する時間スケール等に関しては、意見が一致しませんでした。しかし副総長は教育現場に熟知しておられ、学部新設に対し可能な限りの関係各部局との話合いを重ねてながら慎重に進めておられる事が確認できた事は、これからの対話の礎石がつくられたという意味で収穫であったと考えます。