2006年5月11日川本 八郎 理事長 殿
拝 啓
新緑の候,理事長におかれましてはますますご健勝のことと,お喜 び申し上げます。
さて、私たちは、昨年度の一時金の一部が未払いのままに新年度を 迎え、学園内の広範な士気低下が恒常化しつつあることに強い危惧 を持ち、ここに理事長宛の要望書を賛同教員の氏名を添えて提出い たします。
学園内の相互信頼の崩壊を回避することは、立命館学園の発展のた めには、あらゆることに優先すべきことと私たちは考えております。 従って、一部未支払のままである昨年度一時金を完全に支払ってい ただくことが学園運営における現下の最重要事項であると認識する 次第であります。
この趣旨を十分にご理解いただきますよう,お願い申し上げます。 なお,現時点では賛同者が理工学部・情報理工学部に偏っておりま すが,これはこの二学部を中心に賛同者を募ったためであります。 賛同者は今後さらに増加すると思われますので,そのつどご報告を 申し上げる所存でおります。なお,現時点で,3名の退職者からも 賛同が得られていることを申し添えます。
敬 具呼びかけ人一同赤堀 次郎、荒井 正治、小野 文一郎、小笠原 宏、坂根 政男、里見 潤、 杉本 末雄、高山 茂、辻下 徹、中島 淳、吉田 真(以上 理工学部)、 小川 均、島川 博光、樋口 宜男(以上 情報理工学部)、 佐藤 卓利、田中 宏、藤岡 惇(以上 経済学部)、三浦 正行(経営学部)、 小堀 眞裕(法学部)、朝尾 幸次郎(文学部)、 山下 高行(産業社会学部)、勝村 誠(政策科学部)、小林 誠(国際関係学部)
2006年5月11日要 望 書 川本八郎理事長 殿謹 啓
日本の大学全体が困難な状況におかれている中で、立命館学園運営 に日夜尽力しておられることに感謝の意を表します。
さて、わたくしたち教職員有志178名は、昨年度の一時金の一部が未 払いのままに新年度を迎え、学園内の広範な士気低下が恒常化しつ つあることに強い危惧を持ち、この文書を提出することを決意致し ました。
一時金カットに明確な意義があるのであれば、それにより士気を低 下させる者はいません。しかし、理事会と組合との昨年度を通して の交渉過程を見まもってきましたが、一時金カットについて教職員 が納得できる合理的な理由はついに提示されないまま、今日に至っ ております。
理事会が、わたしたちに果すべき最低限の義務を独善的な理由で不 履行のままで済せようとしていることで、わたしたち教職員は立命 館の運営責任者である貴理事長への信頼感が根本から崩れつつある ことを感じています。立命館の大きな発展の主要な功労者の一人で ある貴理事長への信頼感を失うことは、わたくしたちにとってたい へん辛いことです。しかし、昨年度の給与が未支払のままで終るの であれば、貴理事長への信頼感の崩壊は回復不能なところまで達す ることは避けられません。そのようなことにならないことを私たち は強く願っておりますので、この問題について、再考を要望いたし ます。
なお、わたくし達の中の非組合員は、立命館教職員組合が、この問 題に責任を持って忍耐強く持続的に取り組んでおられる姿勢に強い 共感を抱き、根本から支持しております。貴理事会が、教職員組合 の要請を全教職員の心願・励声として捉えられ、種々の交渉の場に 臨まれることを要望いたします。
学園内の相互信頼の崩壊を回避することは、立命館学園の発展のた めには、あらゆることに優先すべきことと切実に考えておりますが、 貴理事長も同じように考えてくださることを信じつつ、以上を要望 いたします。
敬 具要望書賛同呼びかけ人(23名;文字・漢字コード順)):赤堀 次郎、荒井 正治、小野 文一郎、小笠原 宏、坂根 政男、 里見 潤、杉本 末雄、高山 茂、辻下 徹、中島 淳、吉田 真(以上理工学部)、 小川 均、島川 博光、樋口 宜男(以上情報理工学部)、 佐藤 卓利、田中 宏、藤岡 惇(以上経済学部)、三浦 正行(経営学部)、 小堀 眞裕(法学部)、朝尾 幸次郎(文学部)、山下 高行(産業社会学部)、 勝村 誠(政策科学部)、小林 誠(国際関係)
賛同者(155名;文字・漢字コード順):
理工学部(65名): M.Shawback, 天野耕二, 池田研介, 石井明, 市木敦之, 今村信孝, 遠藤彰, 大上芳文, 大坂博幸, 大野裕, 岡田豊, 小堤和彦, 小野雄三, 笠原健一, 金子英雄, 川方裕則, 河口昭義, 川村欣司, 城戸義明, 倉辻比呂志, 小松康廣, 笹谷康之, 澤村精治, 清水寧, 白石春樹, 鈴木健一郎, 高山幸秀, 立木隆, 西尾悟,鳥山寿之, 中島和文, 中島久男, 中村尚武, 成木勇夫, 難波秀利, 藤村茂芳, 前田浩一, 松岡政夫, 森崎久雄, 安富健児, 藪博之, 山田修宣, 山本俊一, 山本憲隆, 吉村幸雄, 若山守, 渡辺透, 永井清, 加川貴章, 花崎 知則, 久保幸弘, 荒木義彦, 山崎勝弘, 山田喬彦, 酒井達雄, 新屋均,中西恒彦, 津田川勝, 藤田智弘, 樋口 能士, 浮田宏生, 木股雅章, 野田 義光,齊藤茂, 大惠克俊。
情報理工学部(39名): 山下洋一, 岸本了造, 吉川恒夫, 桑原和宏, 高橋卓也, 佐々木秀康, 柴田史久, 徐剛, 小柳滋, 杉野直樹,西浦敬信, 西川郁子,西村俊和, 西尾信彦, 川越恭二, 川合誠, 前田忠彦, 前田亮, 池田秀人, 仲谷善雄, 仲田晋, 長野正道, 陳延偉,田村秀行, 萩原啓, 白井良明, 八村広三郎, 服部文夫, 福本淳一,房岡璋, 北野勝則, 満田隆, 木村朝子, 野澤和典, 李周浩, 林恒俊,糸賀裕弥, 野口拓, 鈴木優。
経営学部(16名): Enno BERND, 池田伸, 伊藤富雄, 今田治, 小久保みどり, 鈴木祥史, 田中力, 土居靖範, 中村雅秀, 橋本輝彦, 兵藤友博, 向 壽一, 吉田要, 吉田秀生, 近藤宏一, 佐藤 典司。
経済学部(14名): 浅田和史, 松原豊彦, 笠井利之, 梶山直己, 斎藤敏康, 松井暁, 松本朗, 辻井 榮滋, 田中祐二, 島田幸司, 内山昭, 野澤 健, 稲葉和夫, 畑中敏之。
法学部(2名): 二宮周平, 竹治進。 産業社会学部:池内靖子。 政策科学部:宮脇昇。 文学部:北岡明佳。 職 員(16名)
2006年5月11日**** 殿
拝 啓
新緑の候,理事会メンバー各位におかれましてはますますご健勝の ことと,お喜び申し上げます。
さて、私たちは、昨年度の一時金の一部が未払いのままに新年度を 迎え、学園内の広範な士気低下が恒常化しつつあることに強い危惧 を持ち,理事長に要望書(別紙)を賛同教員の氏名を添えて提出い たしました。
学園内の相互信頼の崩壊を回避することは、立命館学園の発展のた めには、あらゆることに優先すべきことと私たちは考えております。 従って,一部未支払のままである昨年度一時金を完全に支払ってい ただくことが学園運営における現下の最重要事項であると認識する 次第であります。
この趣旨を十分にご理解いただきますよう,お願い申し上げます。 なお,現時点では賛同者が理工学部・情報理工学部に偏っておりま すが,これはこの二学部を中心に賛同者を募ったためであります。 賛同者は今後さらに増加すると思われますので,そのつどご報告を 申し上げる所存でおります。なお,現時点で,3名の退職者からも 賛同が得られていることを申し添えます。
敬 具呼びかけ人一同赤堀 次郎、荒井 正治、小野 文一郎、小笠原 宏、坂根 政男、里見 潤、 杉本 末雄、高山 茂、辻下 徹、中島 淳、吉田 真(以上理工学部)、 小川 均、島川 博光、樋口 宜男(以上情報理工学部)、 佐藤 卓利、田中 宏、藤岡 惇(以上経済学部)、三浦 正行(経営学部)、 小堀 眞裕(法学部)、朝尾 幸次郎(文学部)、山下 高行(産業社会学部)、 勝村 誠(政策科学部)、小林 誠(国際関係学部)