立命館学園で働く方々へ Dear colleagues, 常任理事会のメールニュース「UNITAS HOT NEWS(立命館学園 広報)」が創刊されました。 『今日の情勢や学園課題について理解を深めていただく契 機として、各文書を裏付けるデータや 解説、理解を促 進する寄稿、また学園に関するニュースなどの掲載を予 定しております。』 とあります。膨大な常任理事会文書が全学を辟易させ「民主 主義」の形骸化を促進している状況で、その骨子を直接に伝 えようという常任理事会の姿勢は高く評価したいと思います。 今後、形式や内容が進化していくと予想し期待しますが、こ れまでの3号のような形式や内容が続くとすれば、逆効果では ないかと感じました。 これまでの記事は、 No1.(6/7)~「UNITAS HOT NEWS」を創刊します~ http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/kyousyokuin/uhn/unitashotnews01.htm No2.(6/7) 常任理事会の提案~「立命館教職員組合連合要求書 への回答」のポイント~3回シリーズ【その1】 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/kyousyokuin/uhn/unitashotnews02.htm No3.(6/8) 常任理事会の提案~「立命館教職員組合連合要求書 への回答」のポイント~3回シリーズ【その2】 となっていますが、いずれの記事にも署名がなく、筆者につい ては「総務部がまとめた」と文中に言及があるだけです。後付 けには『編集・発行責任が常任理事会、発行責任者が薬師寺公 夫立命館副総長、発行元が広報課』となっていて、発信したの は広報課ということはわかりますが、各記事の筆者は誰で、編 集したのが誰かが結局よくわかりません。責任を分散させてい るためでしょうか、No 1,2,3 のいずれにも、何のメッセージ性 も感じられませんでした。 小泉メールマガジンは創刊以来「批判的購読」をしていますが、 毎週、首相自身によるメッセージが巻頭にあり、内容の是非は ともかく、それなりに彼の信念を具体的なことに則して伝えよ うとしています。外の記事もすべて署名入りです。また、いく つかの大学のメールマガジンを購読していますが、大学の宣伝 だけの詰らないものが多いなかで、香川大学のメールマガジン は巻頭に「学長・理事随感」のコーナーがあり、毎回、学長や 理事が、もちろん署名入りで、その時々に直面している困難に ついての思いや惑いを語りかけています (http://www.kagawa-u.ac.jp/itwinfo/i484/)。 おそらく全専任教職員に配信されたであろう、UNITAS HOT NEWS の創刊号でも、理事長や総長が何も語りかけず、総務部が 無味乾燥な事務的なことを書いているだけであることは、最近 の立命館のありかたを象徴するように感じました。 先日もお伝えしましたが(*)、5月中旬に、理事長への信頼感を とりもどしたいために、一方的に未払いとした昨年の一時金を 支払うよう求めた要望書に賛同署名簿を添えて提出し、呼掛け 人との面会を理事長に申し込んでいましたが、直接には会わな い、総務部が対応する、という回答がありました。 (*)(http://ac-net.org/rtm/a/bunsho/95) また、本日開催される第一回業務協議会にも理事長は出席しな いと聞いています。今年度最初の主要な交渉会議に経営責任者 だけでなく総長も学部長理事も欠席することがわかっているの に、組合が出席しようとしていることは全く理解できず謎です が、それはともかく、何事も組合を通して言え、と常々言いな がら、組合との重要な折衝に出席しようともせず、また、専任 教職員1500名余、全教職員でも3000余名の小規模社会で「間接 民主性」を強調して教職員に直接には会わず総務部に丸なげ、 というのでは、引退したも同然です。やはり、以前そうであっ たという伝説の通り、忍耐強く対話をしていただきたいと思っ ています。 そういう思いから上記の要望書への賛同署名が(これまで主に 理工と情報理工で展開され、それぞれ、専任教員の過半数の賛 同署名を得ていますが)衣笠でも広がり、再度、理事長に要望 書が提出できればと願っています。趣旨に賛同されるかたはぜ ひご署名ください。衣笠での集約先が近いうちに決るようです が、それまでは、超ご多忙の中、集約の労もとってくださって いる理工学部の小笠原宏先生*までまでご連絡ください。 (* ogasawara at se.ritsumei.ac.jp) ============================== 編集発行人:辻下 徹 Toru Tsujishita ( BKC 教員 ) 連絡先:tjst@rtm.ac-net.org