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メッセージ9:
地域労組の主張に対する大学の見解 (APU News: 2006-3-10 16:02:00 )
「日本の私立大学では通常、語学教育の多くの部分が非常勤講師によって担われています。これは大学の教育方針の徹底においても、教員の雇用の不安定さにおいても問題が大きいと考えています。APUにおける従来の常勤講師制度、新たな上級講師制度、嘱託講師制度は、この問題の前進的な解決にも資するものです。」

非常勤講師制度の問題の前進的解決として常勤講師制度が導入されたのであれば、常勤講師制度の「改革」である上級講師制度・嘱託講師制度は、常勤講師制度よりも教員の教育・研究環境を改善させるものなのでなければならない。しかし、両制度の比較表を見れば、常勤講師制度とは違い新制度は、教員の研究活動は一切支援せず、人件費の節約以外に「改善」と言えるものはない。しかし、このような教員軽視の改悪を断行した立命館は、次第に高級専門学校のような大学と評価されるようになり、人件費節約で得た目先の利益などでは決して回復できないような損失ー大学としての品格の劣化ーが始まり止め処なく進行していくであろうことを直視しなければならない。