次のメッセージの修正キー:
メッセージ91:
野路便り Letter from Noji (06-07-19 Wed)
立命館学園で働く方々へ
Dear colleagues,

  ◇◇ 前便の予測は間違っていて、本日の業務協議会は、理事長と
  総長と学部長理事も出席するそうです。公開はされないようです
  が、前回とは違いBKCでもTV中継され、音声だけになりまし
  た衣笠でも他室で中継されるので、少くとも音声では誰でも議論
  を直接に傍聴することが可能になりました。なお、TV中継でも
  発言者がズームアップされず誰かわからないことが多いので、発
  言者は冒頭に名前を述べていただきたく思います。

	19:00~  交渉会場中川401
	慶祥・APU・BKC(コア大会議室)にTV中継
	中川4F校友ラウンジで音声中継
 
  この業務協議会でも一時金カット問題に何の変化もなければ、組
  合は次の「モード」に移行することも視野にあるようです。


  ◇◇ 理事長への要望書と賛同者名簿が昨日、全理事に発送されま
  した。その写しを以下に添付します。

  理事会権限を決定的に強化した寄付行為改訂や、理事会がほぼ総
  長を選任できる総長選任新システムの導入など、立命の意思決定
  構造の根幹を変える「改革」をひっそりと実行したあとに、それ
  に比べれば些事とさえ言いたくなるような事を「ガバナンス文書」
  として鳴り物入りで前面に出すーーこういった、姑息とも言いた
  くなる行為に直面し、教学セクタは経営セクタに信頼感をもてな
  くなり、膨大で冗長な常任理事会文書を、肝心なことが目立たな
  いように細字で書かれている契約書を読むときのように、細心の
  注意をもって隅々まで読み、隠れた意図がないかどうか検討する
  ことに時間を奪われ、教育と研究に没頭できなくなっている教員
  は編集人以外にも多いと思います。

  現場から運営者への信頼こそ、立命館の発展の礎石であることを
  理事会に理解してほしいという思いを、要望書への連署者は共有
  していると感じます。同様の思いを持っておられるかたは、ぜひ、
  連署者に加わってください。

(再掲 http://ac-net.org/rtm/No/65)
  署名は以下のいずれかの方法で:

(1)賛同者の所属学部・学科・氏名を所属学部の呼びかけ人に
      メール。

(2)下記URLの賛同署名用紙を印刷・署名。所属学部の呼びか
      け人に送付。

(3)小笠原先生(ogasawar@se.ritsumei.ac.jp)に,賛同者所属
      学部・学科・氏名をメール

(4)下記URLの賛同署名用紙を印刷・署名。理工の小笠原宏先
      生へ学内便。

  趣旨説明と署名用紙(ユーザー名: rits, パスワード: yobosho):
  http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060615_shomei_boshu.doc

------------------------------------
(http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060707_yobosho_V3.doc)

						2006年7月7日

			 要 望 書

  川本八郎理事長殿

  謹 啓

  日本の大学全体が困難な状況におかれている中で、立命館学園運
  営に日夜尽力しておられることに感謝の意を表します。

  さて、わたくしたち教職員有志249名は、昨年度の一時金の一部が
  未払いのままに新年度を迎え、学園内の広範な士気低下が恒常化
  しつつあることに強い危惧を持ち、この文書を提出することを決
  意致しました。

  一時金カットに明確な意義があるのであれば、それにより士気を
  低下させる者はいません。しかし、理事会と組合との昨年度を通
  しての交渉過程を見まもってきましたが、一時金カットについて
  教職員が納得できる合理的な理由はついに提示されないまま、今
  日に至っております。

  理事会が、わたしたちに果すべき最低限の義務を独善的な理由で
  不履行のままで済せようとしていることで、わたしたち教職員は
  立命館の運営責任者である貴理事長への信頼感が根本から崩れつ
  つあることを感じています。立命館の大きな発展の主要な功労者
  の一人である貴理事長への信頼感を失うことは、わたくしたちに
  とってたいへん辛いことです。しかし、昨年度の給与が未支払の
  ままで終るのであれば、貴理事長への信頼感の崩壊は回復不能な
  ところまで達することは避けられません。そのようなことになら
  ないことを私たちは強く願っておりますので、この問題について、
  再考を要望いたします。

  なお、わたくし達の中の非組合員は、立命館教職員組合が、この
  問題に責任を持って忍耐強く持続的に取り組んでおられる姿勢に
  強い共感を抱き、根本から支持しております。貴理事会が、教職
  員組合の要請を全教職員の心願・励声として捉えられ、種々の交
  渉の場に臨まれることを要望いたします。

  学園内の相互信頼の崩壊を回避することは、立命館学園の発展の
  ためには、あらゆることに優先すべきことと切実に考えておりま
  すが、貴理事長も同じように考えてくださることを信じつつ、以
  上を要望いたします。

  						   敬 具


  要望書賛同呼びかけ人(23名;文字・漢字コード順):

    赤堀 次郎、荒井 正治、小野 文一郎、小笠原 宏、坂根 政男、里見 潤、
    杉本 末雄、高山 茂、辻下 徹、中島 淳、吉田 真(以上理工学部)、
    小川 均、島川 博光、樋口 宜男(以上情報理工学部)、
    佐藤 卓利、田中 宏、藤岡 惇(以上経済学部)、三浦 正行(経営学部)、
    小堀 眞裕(法学部)、朝尾 幸次郎(文学部)、山下 高行(産業社会学部)、
    勝村 誠(政策科学部)、小林 誠(国際関係学部)

  賛同者(249名=呼掛人23名+226名):

    理工学部(80名=呼掛人11名+69名):
     M.Shawback,尼崎省二, 天野耕二,池田研介,石井明,市木敦之,
      今村信孝,岩清水幸夫,遠藤彰, 大上芳文,大坂博幸,大野裕,
      岡田豊, 小堤和彦,小野雄三, 笠原健一, 金子英雄,川方裕則,
      河口昭義,川村欣司,城戸義明,倉辻比呂志,小松康廣, 笹谷康之,
      澤村精治,清水寧,白石春樹,鈴木健一郎,高木一好,高山幸秀, 
      立木隆,鳥山寿之, 中島和文,中島久男,中村尚武,成木勇夫, 
      難波秀利,西尾悟,藤枝一郎,藤村茂芳,前田浩一, 松岡政夫,森崎久雄, 
      安富健児,藪博之,山田修宣,山本俊一,山本憲隆,吉村幸雄,若山守,
      渡辺透,永井清,加川貴章,花崎知則,久保幸弘,荒木義彦,山崎勝弘, 
      山田喬彦,酒井達雄, 新屋均,中西恒彦,津田川勝,藤田智弘,
      樋口能士,浮田宏生,木股雅章,野田義光,齊藤茂, 大惠克俊。

    情報理工学部(43名=呼掛人3名+40名):
      田中弘美,山下洋一,岸本了造,吉川恒夫,桑原和宏,高橋卓也, 
      佐々木秀康,糸賀裕弥,柴田史久,徐剛,小柳滋,杉野直樹,西浦敬信,
      西川郁子,西村俊和,西尾信彦,川越恭二,川合誠,前田忠彦,前田亮,
      池田秀人,仲谷善雄,仲田晋,長野正道, 陳延偉,田村秀行,萩原啓,
      白井良明,八村広三郎,服部文夫,福本淳一,房岡璋,北野勝則, 
     満田隆,木村朝子,野口拓,野澤和典,李周浩,林恒俊,鈴木優。

    法学部(24名=呼掛人1名+23名):
     安達光治,大河純夫, 岡野八代, 倉田玲,高橋直人,多田一路,
      田村陽子, 出口雅久,二宮周平, 野口メアリー,平野仁彦,堀雅晴,
      本田稔,松尾剛,水島治,宮脇正晴, 村上弘,山田希,山田泰弘,
      山本忠,徐勝,西村めぐみ,竹治進。

    経済学部(22名=呼掛人3名+19名):
     浅田和史,松原豊彦, 稲葉和夫,横山政敏,柿原浩明,笠井利之, 
      梶山直己,金丸裕一, 斎藤敏康,山本信一,四方利明,松井暁,松本朗,
      辻井榮滋,田中祐二, 島田幸司,内山昭,畑中敏之,野澤健。

    経営学部(20名=呼掛け人1名+19名):
      Enno BERND,池田伸, 伊藤富雄,今田治,絹川浩敏,小久保みどり,
      鈴木祥史,田中力, 土居靖範,中村雅秀,橋本輝彦,兵藤友博,
      向壽一,吉田要,吉田秀生, 渡辺峻,近藤宏一,佐藤典司,服部泰彦。

    産業社会学部(18名=呼掛人1名+17名):
     有賀郁敏,赤井正二,荒木穂積,乾亨,遠藤保子,小川栄二,
      金井淳二,川口晋一, 斎藤真緒,坂田謙司,崎山治男,津止正敏,
      文楚雄,峰島厚,岡田まり, 池内靖子,櫻谷眞理子。

    法務研究科(5名):
    指宿信,大久保史郎,酒井一,松井芳郎,松本克美。

   文学部(5名=呼掛人1名+4名):
    高橋学,岡田英樹,崎山政毅,北岡明佳。

    政策科学部(5名=呼掛人1名+4名):
    宮脇昇,三上達也,山根宏,本田豊。

   国際関係学部(5名=呼掛人1名+4名):
    大島堅一,奥田宏司,中川涼司,中逵啓示。

    職 員(22名)

==============================
編集発行人:辻下 徹  Toru Tsujishita ( BKC 教員 )  
連絡先:tjst@rtm.ac-net.org
配信数 3875 [ http://ac-net.org/rtm/No/91 ]