立命館学園で働く方々へ Dear colleagues, ◇◇ 前便の予測は間違っていて、本日の業務協議会は、理事長と 総長と学部長理事も出席するそうです。公開はされないようです が、前回とは違いBKCでもTV中継され、音声だけになりまし た衣笠でも他室で中継されるので、少くとも音声では誰でも議論 を直接に傍聴することが可能になりました。なお、TV中継でも 発言者がズームアップされず誰かわからないことが多いので、発 言者は冒頭に名前を述べていただきたく思います。 19:00~ 交渉会場中川401 慶祥・APU・BKC(コア大会議室)にTV中継 中川4F校友ラウンジで音声中継 この業務協議会でも一時金カット問題に何の変化もなければ、組 合は次の「モード」に移行することも視野にあるようです。 ◇◇ 理事長への要望書と賛同者名簿が昨日、全理事に発送されま した。その写しを以下に添付します。 理事会権限を決定的に強化した寄付行為改訂や、理事会がほぼ総 長を選任できる総長選任新システムの導入など、立命の意思決定 構造の根幹を変える「改革」をひっそりと実行したあとに、それ に比べれば些事とさえ言いたくなるような事を「ガバナンス文書」 として鳴り物入りで前面に出すーーこういった、姑息とも言いた くなる行為に直面し、教学セクタは経営セクタに信頼感をもてな くなり、膨大で冗長な常任理事会文書を、肝心なことが目立たな いように細字で書かれている契約書を読むときのように、細心の 注意をもって隅々まで読み、隠れた意図がないかどうか検討する ことに時間を奪われ、教育と研究に没頭できなくなっている教員 は編集人以外にも多いと思います。 現場から運営者への信頼こそ、立命館の発展の礎石であることを 理事会に理解してほしいという思いを、要望書への連署者は共有 していると感じます。同様の思いを持っておられるかたは、ぜひ、 連署者に加わってください。 (再掲 http://ac-net.org/rtm/No/65) 署名は以下のいずれかの方法で: (1)賛同者の所属学部・学科・氏名を所属学部の呼びかけ人に メール。 (2)下記URLの賛同署名用紙を印刷・署名。所属学部の呼びか け人に送付。 (3)小笠原先生(ogasawar@se.ritsumei.ac.jp)に,賛同者所属 学部・学科・氏名をメール (4)下記URLの賛同署名用紙を印刷・署名。理工の小笠原宏先 生へ学内便。 趣旨説明と署名用紙(ユーザー名: rits, パスワード: yobosho): http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060615_shomei_boshu.doc ------------------------------------ (http://www.ritsumei.ac.jp/se/~ogasawar/shomei/060707_yobosho_V3.doc) 2006年7月7日 要 望 書 川本八郎理事長殿 謹 啓 日本の大学全体が困難な状況におかれている中で、立命館学園運 営に日夜尽力しておられることに感謝の意を表します。 さて、わたくしたち教職員有志249名は、昨年度の一時金の一部が 未払いのままに新年度を迎え、学園内の広範な士気低下が恒常化 しつつあることに強い危惧を持ち、この文書を提出することを決 意致しました。 一時金カットに明確な意義があるのであれば、それにより士気を 低下させる者はいません。しかし、理事会と組合との昨年度を通 しての交渉過程を見まもってきましたが、一時金カットについて 教職員が納得できる合理的な理由はついに提示されないまま、今 日に至っております。 理事会が、わたしたちに果すべき最低限の義務を独善的な理由で 不履行のままで済せようとしていることで、わたしたち教職員は 立命館の運営責任者である貴理事長への信頼感が根本から崩れつ つあることを感じています。立命館の大きな発展の主要な功労者 の一人である貴理事長への信頼感を失うことは、わたくしたちに とってたいへん辛いことです。しかし、昨年度の給与が未支払の ままで終るのであれば、貴理事長への信頼感の崩壊は回復不能な ところまで達することは避けられません。そのようなことになら ないことを私たちは強く願っておりますので、この問題について、 再考を要望いたします。 なお、わたくし達の中の非組合員は、立命館教職員組合が、この 問題に責任を持って忍耐強く持続的に取り組んでおられる姿勢に 強い共感を抱き、根本から支持しております。貴理事会が、教職 員組合の要請を全教職員の心願・励声として捉えられ、種々の交 渉の場に臨まれることを要望いたします。 学園内の相互信頼の崩壊を回避することは、立命館学園の発展の ためには、あらゆることに優先すべきことと切実に考えておりま すが、貴理事長も同じように考えてくださることを信じつつ、以 上を要望いたします。 敬 具 要望書賛同呼びかけ人(23名;文字・漢字コード順): 赤堀 次郎、荒井 正治、小野 文一郎、小笠原 宏、坂根 政男、里見 潤、 杉本 末雄、高山 茂、辻下 徹、中島 淳、吉田 真(以上理工学部)、 小川 均、島川 博光、樋口 宜男(以上情報理工学部)、 佐藤 卓利、田中 宏、藤岡 惇(以上経済学部)、三浦 正行(経営学部)、 小堀 眞裕(法学部)、朝尾 幸次郎(文学部)、山下 高行(産業社会学部)、 勝村 誠(政策科学部)、小林 誠(国際関係学部) 賛同者(249名=呼掛人23名+226名): 理工学部(80名=呼掛人11名+69名): M.Shawback,尼崎省二, 天野耕二,池田研介,石井明,市木敦之, 今村信孝,岩清水幸夫,遠藤彰, 大上芳文,大坂博幸,大野裕, 岡田豊, 小堤和彦,小野雄三, 笠原健一, 金子英雄,川方裕則, 河口昭義,川村欣司,城戸義明,倉辻比呂志,小松康廣, 笹谷康之, 澤村精治,清水寧,白石春樹,鈴木健一郎,高木一好,高山幸秀, 立木隆,鳥山寿之, 中島和文,中島久男,中村尚武,成木勇夫, 難波秀利,西尾悟,藤枝一郎,藤村茂芳,前田浩一, 松岡政夫,森崎久雄, 安富健児,藪博之,山田修宣,山本俊一,山本憲隆,吉村幸雄,若山守, 渡辺透,永井清,加川貴章,花崎知則,久保幸弘,荒木義彦,山崎勝弘, 山田喬彦,酒井達雄, 新屋均,中西恒彦,津田川勝,藤田智弘, 樋口能士,浮田宏生,木股雅章,野田義光,齊藤茂, 大惠克俊。 情報理工学部(43名=呼掛人3名+40名): 田中弘美,山下洋一,岸本了造,吉川恒夫,桑原和宏,高橋卓也, 佐々木秀康,糸賀裕弥,柴田史久,徐剛,小柳滋,杉野直樹,西浦敬信, 西川郁子,西村俊和,西尾信彦,川越恭二,川合誠,前田忠彦,前田亮, 池田秀人,仲谷善雄,仲田晋,長野正道, 陳延偉,田村秀行,萩原啓, 白井良明,八村広三郎,服部文夫,福本淳一,房岡璋,北野勝則, 満田隆,木村朝子,野口拓,野澤和典,李周浩,林恒俊,鈴木優。 法学部(24名=呼掛人1名+23名): 安達光治,大河純夫, 岡野八代, 倉田玲,高橋直人,多田一路, 田村陽子, 出口雅久,二宮周平, 野口メアリー,平野仁彦,堀雅晴, 本田稔,松尾剛,水島治,宮脇正晴, 村上弘,山田希,山田泰弘, 山本忠,徐勝,西村めぐみ,竹治進。 経済学部(22名=呼掛人3名+19名): 浅田和史,松原豊彦, 稲葉和夫,横山政敏,柿原浩明,笠井利之, 梶山直己,金丸裕一, 斎藤敏康,山本信一,四方利明,松井暁,松本朗, 辻井榮滋,田中祐二, 島田幸司,内山昭,畑中敏之,野澤健。 経営学部(20名=呼掛け人1名+19名): Enno BERND,池田伸, 伊藤富雄,今田治,絹川浩敏,小久保みどり, 鈴木祥史,田中力, 土居靖範,中村雅秀,橋本輝彦,兵藤友博, 向壽一,吉田要,吉田秀生, 渡辺峻,近藤宏一,佐藤典司,服部泰彦。 産業社会学部(18名=呼掛人1名+17名): 有賀郁敏,赤井正二,荒木穂積,乾亨,遠藤保子,小川栄二, 金井淳二,川口晋一, 斎藤真緒,坂田謙司,崎山治男,津止正敏, 文楚雄,峰島厚,岡田まり, 池内靖子,櫻谷眞理子。 法務研究科(5名): 指宿信,大久保史郎,酒井一,松井芳郎,松本克美。 文学部(5名=呼掛人1名+4名): 高橋学,岡田英樹,崎山政毅,北岡明佳。 政策科学部(5名=呼掛人1名+4名): 宮脇昇,三上達也,山根宏,本田豊。 国際関係学部(5名=呼掛人1名+4名): 大島堅一,奥田宏司,中川涼司,中逵啓示。 職 員(22名) ============================== 編集発行人:辻下 徹 Toru Tsujishita ( BKC 教員 ) 連絡先:tjst@rtm.ac-net.org 配信数 3875 [ http://ac-net.org/rtm/No/91 ]