[amp 09-05-01] BKC月曜会「グローバル30」討論、一時金訴訟「和解」をめぐって

立命館大学教員のみなさまへ

─目次───────────────────────────
 1─ 転載 [ml-bkc-mf] BKC月曜会「グローバル30」討論 5/1
 2─ 一時金訴訟をすすめる会ニュース No 31 (2009.5.1)
        法人より「和解」協議の申し入れ
 2a─ 常任理事会「一時金訴訟問題の解決のために 」 2009.4.29
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 │転載 [ml-bkc-mf 195] BKC月曜会「グローバル30」討論 5/1
   Date: Thu, 30 Apr 2009 19:52:03 +0900

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    │日時:2009年5月1日6時半より
    │場所:BKCエポック21 307号室
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  月曜会各位

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   グローバル30に関して金曜に討論の機会を設けたいと思います。
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   5月1日(金) 6:30 からエポック21 307号室 を予約しています。

   グローバル30という文部省の杜撰この上ない留学生増員計画に全
   く無批判にまたもや立命館理事会が乗ろうとしているようです。
   しかもそれに理工学部と産業社会学部以外の学部は積極的な反対
   の意を表明しておらないと聞きます。(最近情報以下にあり。)

 (中略)

   失敗に終わる事が自明な計画の財源として、我が大学の学生諸君
   とその父母がこの不況のさなか、血をしぼる思いで出されている
   授業料が使われる可能性大というのに、現場の状況をつぶさに見
   ているはずのの各学部執行部は一体何を考えているのでしょうか?
   (中略)非常に不安を感じます。そのあたりの情報交換ができれ
   ばと考えます。

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   なおこの件に関して次のような情報がよせられています。何か
   御存じの方あればお知らせ下さい。
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   水曜の常任理事会では、法・産・国・理工から文書とともに反対
   の意志が表明された模様。経済・文・政策などでは、教授会議論
   さえもなされていないという噂もあり。経営学部では今般の「グ
   ローバル30」には反対や懸念大きな不安をもつという意見多数出
   されるも学部長は常任理事会にて積極的に賛成発言という情報も
   あり。

                             池田 研介、藤岡 惇、三浦 正行

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 │ 一時金訴訟をすすめる会ニュース No 31 (2009.5.1)
       法人より「和解」協議の申し入れ
   転載:http://ac-net.org/rtm/f9/090501-soshou-news31.pdf
                   (学外からは id: rtm , passwd: rtm)

   立命館で働き学ぶ教職員のみなさん。

    法人側は、4 月29 日の常任理事会の決定を経て、原告側に4 月
    30 日、和解協議を申し入れてきました。その全文を3 面以降に
    掲載しますので、そちらをごらんください。

    そもそも、私たちがなぜ提訴に踏み切ったかというと、2005 年
    の一時金カットがあまりに突然であり、その合理的理由も見い
    出しえず、組合との交渉も尽くさず、法人側が一方的に交渉の
    席を蹴飛ばしたこと(不誠実交渉)に対する怒りと、組合の再
    三再四の申入れにもかかわらず「一時金問題は終わった」とす
    る勝手な論点設定、地労委の斡旋があるにもかかわらずその斡
    旋の曲解(第三者機関の仲裁に対する愚弄)、挙句の果てのお
    手盛り退任慰労金、といった大学として恥ずべき様々な経営者
    の行為に対する怒りとで、もはや裁判に訴えるしかない、と考
    えざるを得なくなったからでした。だからこそ、私たちの提訴
    は、07 年11 月30 日という時効ギリギリになされたのです。

    今般の法人側の申入れは、「学園内でベクトルの一致ができな
    かったことによって、本来あるべき政策論議を妨げることになっ
    てしまったこと」についての言及や、「訴訟にまで至った」と
    いう「事態」が「学園の結束力を弱め」たとする評価はありま
    すが、一時金カットそれ自体、そしてそれに関する労使交渉を
    法人側が全く閉ざしてきたことなどについて、全く反省があり
    ません。

    私たちが求めているのは、05 年、06 年、07 年に組合との合意
    なく行われた不当な減給措置に対する回復ですが、以上の点に
    ついての反省がないために、この一時金カットの回復という点
    にもまったく具体的な言及がありません。回復がなされるとい
    うことは、上記のような不当な一連の措置が間違っているとい
    うことを意味することにもなりますが、申入れ文書はそれらを
    両方とも回避しています。

    私たちは、以上の思いに答えるものならば、和解に応じること
    にやぶさかではありませんし、そういう意味で和解に一切応じ
    ない態度を採るものではありません。申入れ文書は、これが
    「出発点」だとしているので、協議の中で私たちの思いに答え
    うる歩み寄りの可能性がゼロだとも言い切れません。しかし、
    今回のこの内容ならば、到底合意することはできないでしょう。


    *** 緊急に全体集会をもちます ***

    法人より、和解協議の申入れがあったことを受けて、申入れ文
    書に対する評価、今後の方針などについて、以下の日程で緊急
    に全体集会を開きたいと思います。GW をはさみ、非常に窮屈な
    日程ではありますが、局面をご理解いただきすべての会員、原
    告のみなさんが参加していただきますよう、よろしくお願いい
    たします。

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     │すすめる会緊急全体集会
     │
     │5月8日(金)18:30から
     │  衣笠:至徳館3階304東会議室、BKC:コア
     │  3階第4会議室、朱雀:地下B01会議室
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  ─ 2a ──
  「一時金訴訟問題の解決のために 」
          2009.4.27 常務会 2009.4.29 常任理事会


  (p2) 『先にも述べてきたように、学園における信頼回復の営為は
    いまだ途上であることは認識している。それは一時金訴訟の解
    消が具体的にすすんでいないことが大きな原因である。』

      ¶信頼回復を阻んでいるのは、諸般の問題の根源にある学園
       政策が修正される気配を全く感じることができないことにあ
       る。グロール30への応募を決定したことはその象徴である。


  (p4)『「管理運営」は学園の歴史・到達点そのものであり、学園
    文化といっても過言ではない。』

     ¶過去の「管理運営」システムの到達点は全く新しい「管理運
     営」を必要とする段階に達していて、現在の管理運営風土を
     「学園文化」として神聖視していては真の進展は望めない。

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│¶以下は発信人の註.
  ログ目次:http://ac-net.org/rtm/amp/