・・・それぞれの大学は自らの使命を規定して、それを踏まえた上で産学官連携に取り組むように,という方がよろしいのではないか。・・・
・・・それに関連して25ページ、下の方の(2)の「法人化を早急に図るべき措置」の①に「産学官連携の積極的評価」とあるが、決して一律的に、こういう評価項目を立てて各大学、あなたのところは100点とか50点とかやっていただきたくない。・・・
・・・日本の博士課程の学生が使いものにならない理由は、研究室の中で研究労働力化していて、単なる研究の量産というか、改善研究を手伝っているだけで、結果として博士というべきものが「狭士(セマシ)」になっていることに問題がある。・・・とくに心配なことは、日本において教授等が産学官連携に熱心になると、この条文がもとになって、博士課程の学生が動員されることが起こる。そうすると従来にもまして、改善研究に巻き込まれていくことになって、少なくともブレークスルーを生むような研究テーマが提案できる能力をまったく涵養されなくなるのではないかという気がする。・・・