==> 国立大学独立行政法人化に抗して
12月10日北大理学部・理学研究科での議論の報告

12月10日北大理学部・理学研究科での議論の報告(Ver 1.0)

数学専攻 辻下 徹
理学部理学研究科では12月10日に全教職員が参加できる意見交換会が研究
科長により招集され、独立行政法人化問題について2時間弱議論が行われた。
大学の未来像なしに是非判断は出来ないという意見もあったが,現在考えられ
ている独立行政法人化には賛成しないという意見が大半だった。意見を外部に
向けて発表する必要性が意識され、125周年の寄付の一部をカンパして理学
部の意見を新聞広告に出してはどうかという具体的提案が出て議論が方向性を
持ち始めたところで時間になり、研究科長から辻下に、検討を続けるよう指示
があった。(新聞広告の件・正しい法人化の具体的検討等について早急に議論
し具体的提案をする予定である。)(==> 補足)

なお、意見交換会の前に開催された理学研究科教授会・理学部教授会でも若干
の独立行政法人化関係の議論があったので報告したい。

研究科教授会で、最終的決断の際は全教官会議開催の必要があると辻下が主張
したが、研究科長は、全学規則にそのような制度はないと指摘し、以下の個人
的見解を示した。「独立行政法人化の文部省の最終案が確定し、北大の態度を
決めることになった場合には、評議会で議決する前に持ち帰って研究教授会で
議論することになるであろう。その場合、全教官が参加する臨時拡大教授会を
開催する必要はなく、助教授・講師・助手の意見をよく把握した上で教授は議
決に臨めばよい。万が一、各部局に持ち帰る時間的余裕がない場合には、研究
科長・評議員の個人的な判断に従って議決に臨むことになる。」



また、研究科長は「事態が流動なので独立行政法人化の是非を判断する材料が
不足しており今はできない。」との個人的見解を述べた。