自衛隊のイラク派遣を打ちきるよう求めます

イラク意見広告の会

世話人会より12月3日記者会見他のご報告募金終結の案内(12/14)
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2004-11-20 07:14:30.....転載・転送可
「イラク特需」を期待しているひとへ(滋賀県)

日本は朝鮮戦争特需を発条に経済復興をとげ、ベトナム戦争でも特需が日本経済を潤したことは公然の秘密ではなかろうか。経済の低迷が続くなかで「イラク特需」に期待する人が少くなくないことも公然の秘密であろう。
 イラクの建物が一つ破壊されたびに、橋が破壊されるごとに、そこで生き埋めになる人がいようと、数千万円から数十億円の需要が生じる、というようにイラク戦争の映像を見る人々がいる。大半は英米の企業が受注するわけだが、1%であってもおすそわけが欲しい企業も少くなくない、と考えるしかないほどに、財界人や企業経営者の沈黙は顕著に見える。特需ができるだけ大きくなるよう、復興支援が始まる前にイラクが完全に破壊されることを望んでいるかのようにも見えるし、事実、そうなのではなかろうか。
 日本経済の回復ためにイラク戦争もやむなし、自衛隊のイラク駐留もやむなし、イラクでの無差別虐殺もやむなし、という人々、政府、そして政府を補佐する大手メディアに問いたいのである、野獣になり切ってまで経済を優先することは本当に賢明なことなのだろうか、と。
2004年12月2日付
毎日新聞(全国版)掲載
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