12月3日記者会見&市民トーク集会のご報告
イラク意見広告の会世話人(呼びかけ人)12月3日、18:00〜19:00まで衆議院第一議員会館で標 記の催しを開催しました。
参加者:35名
場所:衆議院第一議員会館、第二会議室
取材マスコミ:朝日新聞、北海道新聞
会見&集会に先立ち、17:15〜17:45の間、6名が3組に 分かれて、衆議院第一、第二議員会館、参議院議員会館内の国会議 員事務所を訪問し、意見広告紙面の別刷りを配りました。
集会では、まず、呼びかけ人を代表して醍醐聰から、意見広告運動 の経過を報告しました。その中で、12月2日時点で、募金者数は 1270名、募金額は6,634,050円に達したことを報告し ました。
続いて、この会見&集会に参加した呼びかけ人8名が順に、この意見広告運動に参加したそれぞれの思いや今後の活動への提案を語りました。そのなかでは、イラク特措法の廃案を再度提出するよう野党3党に働きかけ、国会と私たちの運動の連携を図るべきとの提案や、新聞上での意見広告に限らず、多彩な広告活動、たとえば、新宿アルタの大スクリーンを時間決めで買い取って、独自の情報を画面に流す(携帯電話でそれを予告して、アルタ前に集まるよう呼びかける)、電車の車体広告を出す等の活動が提案されました。
その後、出席されたマスコミ2社から質問を受け、多少の応答をしました。主な質問は、「なぜ意見広告という方法を選んだのか」、「ここまでの活動の到達点をどのように評価しているか」、「今後はどのような取り組みを予定しているのか」といったことでした。
これについて、呼びかけ人は、意見広告という方法を選んだのは、今の日本の世論、マスコミの動向から判断して、市民が紙面を買い取って、意見発信、独自の情報発信をすることに大きな意義があると判断したためである、と説明しました。
活動の到達点については、二週間足らずの短い期間に1,000名を超える方々から650万円を超える募金が寄せられたことは貴重な成果と考えられると応えました。
今後の活動については検討中であるが、上記の呼びかけ人の提案に見られるような多彩な活動を考えていると説明しました。
マスコミとの質疑のあと、参加者の方々から発言をいただきました。主なご意見は次のとおりでした。
「群れるのが好きではないので、これまで市民運動に参加することに抵抗を感じてきた。しかし、「イラク意見広告の会」は自立した考えをもった人たちの集まりのように感じて参加した。一人ひとりがしっかり考えて行動することが大切なので、これからも、私のように肩書きのない普通の主婦でもためらわずに参加できる会として発展してほしいと願っている。」
「私は大学生だが、まわりの人に自衛隊の話しをすると変な目で見られて避けられることが多い。意見広告はそういった学生にも読まれるような内容にすることが大切。」
このほか、呼びかけ人からは、意見広告に掲載した自衛隊の給水活動のデータについて、自衛隊が浄水した水をこれほど自家消費しているのは不自然。国会では、その内訳を調査する必要があるといった発言がありました。
時間の制約、配分の至らなさから、参加者の方々の発言の時間が短くなりましたことをお詫びいたします。