2004年10月31日(日) |1068145 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[323] 昔の(日本 近畿/高一)2009-10-23 23:26:53

父に証生さんの事件を話したら父は覚えていた。父は証生さんを責めてない。悲しがってた。
でも、『日本は冷たいね』って言ったら『何処の国も、日本だけじゃなく、テロには屈しひん、何処の国も助けへん』と。『何故?』って聞いた。すると父はこんな話をしてくれたんだ。

昔、飛行機まるごとテロリストに乗っ取られた。その時の総理大臣は、『人命は地球より重い』と、テロリストがお金を要求すればお金を渡し、とにかくテロリストの要求を呑んだそうです。人質は無事助かったが『日本はバカだ』と、そして総理大臣がたくさんたくさん責められたそうです。
テロに屈しないのは人質が取られる度、テロリストの言いなりになっていたらそれが無限に続いていくから…と。
私はテロリストが100%悪いと思う。私は日本人が冷酷だ、と責めてたけど責めるべきなのは、責める対象はバカなテロリストなんだ。
この世に『憎しみ』『欲望』『恨み』『確執』…さえなければこんな悲しい事件は起きなかった。
すべては人間の生み出す底無しの『憎しみ』や『確執』が悪い。
助けるべきなのか、助けないべきなのか。どっちが正しいのか。どっちも正解じゃない気がする。どっちも正解のような気もする。証生君。
私には分からない。だけど。だけど。私は、証生君は絶対に助かるべきで、絶対死んではいけなかった。お願い。死んだなんて言わないで。何処かで生きてるって言って。なんて願っても、現実は冷たい。

憎しみ…を無くさない限り同じような事件が続くような気がする。
自分勝手な欲望…が消えない限りテロは終わらない気がする。
醜い確執が消えない限り、世界に平和が訪れない気がする。
人間だから、戦争は起こるのかな。

NHK World (2011.2.1) Real Life Lessons
(日本・イラク間の小学校交流)
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Radio Japan 2010.12.23
Saleem visits Kouda family
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画家Maurice Loirand (1922-2008)(同夫人の詩人霜鳥和絵さんは「眠る詩人の木」の著者)のコレクションより:

La grande ferme