自衛隊のイラク派遣を打ちきるよう求めます

イラク意見広告の会

世話人会より12月3日記者会見他のご報告募金終結の案内(12/14)
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2004-11-21 11:02:03
イラクの人々に本当に必要なものは何か?(****/神奈川県・大学教員)

国際世論を無視して始まったアメリカによるイラク攻撃は、多くの罪のない人々の命を奪ってきました。そして、現在もファルージャ周辺では、「武装勢力」掃討という名の下に、子供・女性・老人を含む多くの人々がアメリカ軍・イラク政府軍による攻撃の犠牲になっています。イラク全土の治安は非常に悪化しており、自衛隊が駐留するサマワももはや「非戦闘地域」とは言えなくなりつつあります。現地の自衛隊員の活動にもかかわらず、人道支援という目標の達成はますます困難になってきているように思われます。小泉首相は「テロに屈してはならない」という欺瞞的な強弁によって、十分な議論もせずに自衛隊の派遣期間を延長しようとしていますが、これはブッシュ政権以外のすべての人々に不幸をもたらす選択であることは間違いありません。我々にできることは限られているかもしれませんが、沈黙は共犯です。とにかく、できることから始めたい。私は意見広告という形で自衛隊のイラクからの撤退を強く訴えたいと思います。
2004年12月2日付
毎日新聞(全国版)掲載
ご希望の方には意見広告のPDFファイルをメールで送付します。世話人会まで連絡ください。