2004-11-25 04:00:43.....転載・転送可
アメリカのイラク政策に「NO」を。自衛隊の撤退で!(****/東京都)
ファルージャの現在の惨状をテレビや新聞などの報道で見るたびに「これはアメリカの人々の一票一票による大統領選挙の結果だ」と痛切に思い悲嘆に暮れます。断絶したライフライン、破壊され崩れ落ちた家々、敬虔な宗教者であるイラクの人々にとっては精神のよりどころであるモスクまでずたずたに毀されています。アメリカの人々(の半数)は、自らの生活の向上を望み、それがかなえられることを考えてブッシュ大統領に投票したのかもしれません。彼を選ぶと言うことが、このような惨事を招くかも知れないと予想していなかったかもしれません。ですが、自らの行動の結果として、この殺戮から目をそらさずに直視するべきです。
今回自衛隊の派遣延長に当って、わたしたちは、小泉総理の決断を支持し、あるいは反対しないと言うことがもたらすであろう結果を、もっとシビアに想像するべきです。ブッシュ大統領が再選されなければ死ぬことがなかった人々の命についてもっと考えるべきです。
ロシアで起きた悲惨な学校テロの犯人達の多くが、戦争未亡人であったことをどうか忘れないでください。戦闘が続けば新たな憎しみを生み出すだけです。
多くの国がアメリカのイラク政策に「NO」ということが必要です。わたしはそれを選択したい。日本という国の選択にしたいです。
毎日新聞(全国版)掲載 |
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