2004-11-27 16:15:41
イラクと、世界の平和のために。(****/東京都)
イラクの人々は現在、アメリカ軍や、その他の国の軍隊によって、傷つけられ、抑圧されています。イラクのファルージャや、その他の地域で、多くの戦力を持たない人々が傷つけられ、殺されています。また、アメリカ軍や、その他の国の軍隊においてもイラクでの反乱者との戦闘により、犠牲者が出ています。
マイケル・ムーア監督の『華氏911』で描かれているように、アメリカ軍の兵士の多くはアメリカ社会の貧困層・低所得層の出身であり、自分の精神を荒廃させながら、イラクの人々を傷つけています。そして、反乱者との戦闘により、自分の精神や肉体を傷つけられ、時には死に至ることもあります。
自分より弱い人々を、抑圧することによって成立する社会は、非常に脆弱であり、安定した人間的活動を行うことはできないでしょう。イラクにおけるアメリカ軍の活動は、軍隊が弱い人々を守るのではなく、弱い人々を傷つけ、抑圧する性質を持っていることをよく示していると考えます。イラクにおける社会制度を整備し、社会的弱者が抑圧されない社会を構築する一方で、アメリカ軍や自衛隊が早期に撤退できるようにするのが望ましいと思います。また、世界における貧困や社会問題を改善し、戦力の行使を抑止していく努力を積み重ねていくべきだと考えます。
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毎日新聞(全国版)掲載 |
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