呼びかけ人
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| 2000.11.15
準備会発足主旨国立大学独立行政法人化に象徴される一連の大学企業化政策は、知的活動を経済活動の下に制度的に位置づけるもので、<知の共同体>は学問の自由・大学の自治と共に一把ひとからげに<非効率で無用な既得権の温床>というレッテルを貼られて大学から駆逐されつつあり、駆逐を危ぶむ者の声も蒸発しつつあります。この事態が日本社会の未来に与える影響の深刻さに日本社会の大部分は気付いていません。真剣に取り組むマスコミ関係者も例外的です。大学を主要な基盤とする日本の知の共同体は風前の灯火です。 しかし、日本社会にとって僥倖とも言える活路が開かれつつあります。文字の発明・印刷術の発明にも匹敵する革命が人類の知的環境に生起しようとしています。十年後にはテレビと同じ感覚で大多数の国民がインターネットに接して生活することになります。ここに、学術・教育関係者を中心とする知の共同体と日本社会との生きた直接的インターフェースが成長すれば、知の共同体が社会の生きた器官として本来の使命を思う存分に果たすようになるでしょう。 Academia e-Network はインターネットを活用し次のような活動を展開します。
(1)自由な機動的連携を、学術教育関係者・市民の間で広汎に生成 参加者の知恵を集め永続的活力のあるAcademia e-Network を設計し始動させ、21世紀が、新しい知の共同体の胎動と共に始まるようにしたいと思います。 ご協力をお願いします。 メッセージ浪川幸彦|渡辺勇一| 長谷川浩司| 辻下 徹
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