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国立大学独立行政法人化問題週報

Weekly Reports  No.91 2002.6.4 Ver 1.4

http://ac-net.org/wr/wr-91.htmlhttp://ac-net.org/wr/wr-91-all.html)
総目次:http://ac-net.org/wr/all.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-0] 内容紹介  [91-0-1] 国立大学協会臨時総会4/19の報告  [91-0-2] 学術社会が突進しつつある「偏差値一辺倒」の荒廃社会  [91-0-3] 不本意なパブリックコメント結果を捨てる文部科学省  [91-0-4] 用済み「トップ30」政策  [91-0-5] 「心神喪失者医療観察法案」を巡って  [91-0-6] 稀な危険性への異常な関心と、確実な危機への無関心 [91-0-7] 回りだした挽臼 [91-1] ◆田中充弘 鹿児島大学長 臨時総会報告 [91-2] 大学の現場からの意見表明  [91-2-1] ◆鹿児島大学理学部教授会声明  [91-2-2] ◆「対談:中村桂子 × 村上龍」「生命科学、バイオビジネス」  [91-2-3] ◆シンポジウム「『大学の構造改革・法人化』と大学・高等教育の未来」  [91-2-4] 『私大連盟経営委員会「学校法人の経営困難回避策とクライシス・マネ  [91-2-5] 本庶佑(京都大学大学院医学研究科教授)「自己責任伴う大学評価を」  [91-2-6] 鈴木 亨(筑波大学附属高校)「独立行政法人7つの虚構(フィクション)」  [91-2-7] ◆山口和孝「国立大学の教員養成系大学・学部の再編・統合の現状」   [91-2-7-1] マルティン・ニーメラーの詩    [91-2-7-1-1] 安藤肇「摂理としての敗戦」   [91-2-7-2] 豊島耕一「マルティン=ニーメラーの文章のパロディー」 [91-3] 中央教育審議会大学分科会将来構想部会(第10回2002/05/23 )資料  [91-3-1] ヒアリング資料(日本私立大学団体連合会)2002.5.23  [91-3-2] ヒアリング資料(日本私立短期大学協会)2002.5.23  [91-3-3] ヒアリング資料(公立大学協会)2002.5.20  [91-3-4] 中間報告に対する団体の意見の概要  [91-3-5] 中間報告に対する団体以外の意見の概要  [91-3-6] 朝日新聞:「基準の明確化が課題(焦点!大学評価を問う:上)」 [91-4] 第1回 国立大学法人化特別委員会(議事メモ)2002.5.17 [91-5] 「21世紀COEプログラム」(トップ30政策)要項  [91-5-1] 日本学術振興会「21世紀COEプログラム」審査要項2002.5.31  [91-5-2] 21世紀COEプログラム委員会委員名簿  [91-5-3] 朝日新聞02.5.29「大学「トップ30」選考、研究能力や将来性重視」 [91-6] 有事法案を巡って  [91-6-1] 国会質疑:国立大学も有事における指定公共機関か。  [91-6-2] 憲法学者の出前「ストップ!有事法制 全国講師団」  [91-6-3] 日本科学者会議大阪支部声明「有事法制三法案」の撤回を求める  [91-6-4] 有事関連三法案に反対する学者・研究者共同アピール  [91-6-5] ◆有事法案ではなく無事法案を! [91-7] 「心神喪失者医療観察法案」を巡って  [91-7-1] 北海道新聞2002/05/28「心神喪失者医療観察法案」関連記事  [91-7-2] 北海道新聞2002/05/24「心神喪失者医療観察法案」解説  [91-7-3] 京都弁護士会「心神障害者医療観察法案」Q&A  [91-7-4] 臨床精神科医の声明2002.5.24  [91-7-5] 日本臨床心理学会運営委員会声明2002.5.15  [91-7-6] ◆日本精神神経学会の声明 2002.5.11  [91-7-7] 日本看護協会・日本精神科看護技術協会意見書2002.5.9  [91-7-8] 「精神障害者」に対する特別立法について考える緊急市民集会2002.4.6  [91-7-9] 日本精神保健福祉士協会 事務局提供資料  [91-7-10] 全国精労協Home page 声明一覧 [91-7-11] 石川信義「心病める人たち─開かれた精神医療へ─」 [91-8] その他の意見表明  [91-8-1] 「まだ旧体制下の新聞社と月極契約している人たちへ」サイト  [91-8-2] 中谷巌(多摩大学学長)「タブー挑戦の小泉内閣の意気やよし」   [91-8-2-1] 山形浩生「中谷巌の利用価値」『CYZO』2000 年 08 月 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-0] 内容紹介 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-1] 国立大学協会臨時総会4/19の報告 田中鹿児島大学長による臨時総会の詳しい記録[91-1]は、臨時総会の不毛さを 照らし出している。法人化を強引に承認させようとする協会幹部の言動に納得 する者は居まい。しかし、大手大学の筆頭である東京大学でも医学部が美容整 形手術を手がける[91-2-2]ようになる「法人化」が、果たして日本の知的基盤 を強化するものとなるのだろうか。 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-2] 学術社会が突進しつつある「偏差値一辺倒」の荒廃社会 中村桂子氏が、村上龍氏との対談[91-2-2]の中で、競争原理の導入について疑 義を呈している。導入効果自身に疑問があるだけでなく、評価に基づく資源配 分で、研究現場の人間関係がすでに壊れつつあると述べている。また、偏差値 一辺倒の受験と同じことが起こると指摘している。こんなことをすれば知的創 造力が社会から消失することは常識に属することではないだろうか。 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-3] 不本意なパブリックコメント結果を捨てる文部科学省 中央教育審議会「大学の質の保証に係る新たなシステムの構築について」(中 間報告)の意見募集は5月18日であったが、5月23日には既に意見が整理 されて委員会に配付され、しかもHPで公開されている[91-3-5]。昨年10月 の国立大学法人に関する中間報告へのパブリックコメントは、受付順に印刷し て委員に配付しただけで公表しなかったのに比較すると、扱いの余りの違いに 驚く。国立大学法人についての意見は138通、今回は12通であったが、応 募数が少なければ整理し多ければ整理しない、というのだろうか。あるいは今 回のように、批判意見の方が少なければ整理して公表し、法人化案へのパブリッ クコメントのように批判意見が大半のときは闇に葬る、ということだろうか。  なお、国立大学協会は意見未提出と記されている。 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-4] 用済み「トップ30」政策 「トップ30」が名称を変えた「21世紀COEプログラム」の募集要項が公 表された[91-5]。しかし、東大・京大では既に熱意は消え、この政策は2〜3 年で消滅するだろうとささやかれているという。大手大学の法人化批判の声を 封じる使命を十分に果たし、この政策は用済み、ということなのだろう。 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-5] 「心神喪失者医療観察法案」を巡って 重要法案の陰でひっそりと審議が進んでいる「心神喪失者医療観察法案」 [91-7]は、種々の凶悪事件に怯えこの種の法律を望んでいる世論と、措置入院 制度に伴う司法的役割の重みに悩む精神医療の現場の声を背景として、成立す ることが確実と言われている。世論に便乗し、また、現場からの改革の声を利 用して、社会管理体制の整備・強化を目指す最近の諸法案の内容に共通する傾 向を見ると、この法案にも懸念を感じる。実際、問題点を指摘する声も多い。  日本医師会と日本精神科病院協会は、犯罪予測はある程度可能であるとし、 司法と精神医療の協力の場を設ける公的な「指定入院医療機関」導入の意義を 評価している。しかし、精神科医療現場からは、犯罪行為の予測は不可能であ るとして、法案に強く反対する声も少なくない。また、予防拘束には危険性の 実質的軽減効果はなく、人権軽視の状況を産みやすい貧困な精神医療行政の改 善こそ効果がある、という趣旨の指摘もある。 保安処分の是非も問題が大きいが、それ以前に、「予防拘束」の根拠となる ほどの精密性を備えた人間行動予測が可能である、という考えには、科学的知 見の本性についた思い違いがあるように思われる。法案が可決されれば、諸科 学がもたらす人間知の性質に関する誤解を深めることが危惧される。 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-6] 稀な危険性への異常な関心と、確実な危機への無関心  身近な凶悪犯罪や他国からの侵攻や大規模テロなどのように、万が一のこと だが、鮮明な映像を伴うものには心を奪われやすいが、確実に近づく危機でも 映像を伴わない種類のものには関心を持ち続けることは容易ではない。  日本にとって確実だが肉眼では見にくい危機の一つは、強者が、多くの人々 の「痛み」の上に胡座をかいて繁栄する退廃社会の到来が目前に迫っているこ とにある。弁舌巧みな論者の大半は強者の側に立ち、意図の有無はわからない が、映像を伴う危機を万が一であるにもかかわらず強調し、見えないが確実な 危機から人々の気を逸らすことに貢献している。 ---------------------------------------------------------------------- [91-0-7] 回りだした挽臼  自己目的化した「国立大学再編統合」政策が挽臼のように無気味に回りだし 国立大学の粉砕作業が動き始めた。突破口として「教員養成課程」が挽臼にか けられようとしている。山口氏が現状を詳細に報告[91-2-7]して「文部科学省 が日本の教育にとって何のための再編・統合なのかを示さないまま、地域や大 学の論理をまったく考慮しない政治スケ ジュールを強制し、しかし、玉虫色 でしか表現しないが実態は誘導的に機能し ている「指導」によって、各大学 は困惑と動揺の度合いを一層激しくかきたて られている」と批判している。 日本全国で進行中の、教員養成の場の破壊作業は、関係者が悲鳴を挙げる暇も ないほど性急で容赦ないもののようだ。  教育・研究システムへの行政の粗野で無定見な介入は、独立行政法人化後に は大学全体で日常茶飯事に行われることになるが、教員養成に直接関係のない 大学関係者は対岸の火事のように無関心である。マルティン・ニーメラーの詩 [91-2-7-1]を連想する人も少なくないはずだし「行動を起こす」閾値は決して 高くはない現状だ。しかし、その閾値を超えさせないように事を進めるところ に疑似民主主義体制において長年統治を続けてきた組織が身に付けた「統治の コツ」があるのだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-1] ◆田中弘允 鹿児島大学長 臨時総会報告 http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/ ♯(4月19日の国立大学協会臨時総会の報告が鹿児島大学HPで公開された。 国立大学協会による議事録は未公開であり、また、現時点では、出席者による 詳細な文書報告が他には公表されていない。) ------------------------------------------------------------------------ 国立大学協会臨時総会(平成14年4月19日)議事次第 (pdf, 14kB) http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/giji.pdf 最終報告「新しい『国立大学法人』像について」の検討結果 (資料1) (pdf, 195kB) http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/shiryo1.pdf 「新しい『国立大学法人』像について」(最終報告)に関しての 国立大学協会会長談話(案)(資料2) (pdf, 146kB) http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/shiryo2.pdf 国立大学法人化特別委員会(仮称)設置要項(案)(資料3) (pdf, 85kB) http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/shiryo3.pdf 国立大学協会の在り方検討特別委員会(仮称)設置要項(案)(資料4) (pdf, 63kB) http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/shiryo4.pdf 「新しい『国立大学法人』像について」(最終報告)についての意見表明   鹿児島大学長 (pdf, 66kB) http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/kagoshima.pdf 『新しい「国立大学法人像」について』(調査検討会議最終報告)への意見   静岡大学 (pdf, 165kB)  http://www.kagoshima-u.ac.jp/univ/president/0204report/shizuoka.pdf ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-2] 大学の現場からの意見表明 ---------------------------------------------------------------------- [91-2-1] ◆鹿児島大学理学部教授会声明 http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/jhsrc/opinion.html 『新しい「国立大学法人」像について』に関する見解 鹿児島大学理学部教授会 2002.5.15 ---------------------------------------------------------------------- [91-2-2] ◆「対談:中村桂子 × 村上龍」「生命科学、バイオビジネス」 JMM [Japan Mail Media] No.167 Wednesday Edition 2002.5.22 http://jmm.cogen.co.jp/jmmarchive/a033002.html ---------------------------------------------------------------------- [91-2-3] ◆シンポジウム「『大学の構造改革・法人化』と大学・高等教育の未来」 全国大学高専教職員組合  日本私立大学教職員組合連合 2002年5月11日  「大学の構造改革・法人化」方針を抜本的に見直し、未来を拓く大学・高等教 育づくりをめざすアピール http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~jfpu-shi/shidai/0511appeal.htm   ---------------------------------------------------------------------- [91-2-4] 『私大連盟経営委員会「学校法人の経営困難回避策とクライシス・マネ ジメント」』に対する日本私立大学教職員連合見解2002.4.28 http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~jfpu-shi/shidai/cricis.htm ---------------------------------------------------------------------- [91-2-5] 本庶佑(京都大学大学院医学研究科教授)「自己責任伴う大学評価を」 『朝日新聞』2002年5月22日付 http://www.ne.jp/asahi/tousyoku/hp/nethe4004.htm 「・・・人事と並んで重要な研究評価である研究費の審査制度は、現状では自 己責任があいまいで改善の余地が多い。評価者の氏名と評価内容を応募者に公 開するなどして、審査員の自己責任を明確にすることが大切である。・・・」 ---------------------------------------------------------------------- [91-2-6] 鈴木 亨(筑波大学附属高校)「独立行政法人7つの虚構(フィクション)」 http://fweb.midi.co.jp/~wout/member/seven-fictions.html 2001.9.29シンポ参考資料 虚 構1.私学のような自律性 虚 構2.企業会計原則で効率化 虚 構3.発生主義により真のコストを把握 虚 構4.自由に使える運営費交付金 虚 構5.年度繰越金が使える 虚 構6.行政のスリム化 虚 構7.組合の権利が確立 ---------------------------------------------------------------------- [91-2-7] ◆山口 和孝「国立大学の教員養成系大学・学部の再編・統合の現状」 日本科学者会議大学問題委員会「大学問題フォーラム」2002年6月1日発行 http://www.jsa.gr.jp/commitee/daigaku-forum-28.html (抜粋) 1 国立大学数を三分の一に減らす再編・統合 2002年1月の文部科学省の公表によれば、短大を含めた101国立大のうち8割が 再編・統合の検討を開始しており、うち36大学が統合に向けて動き出している とされる。そのほとんどは地方新制大学で、静観している東大・京大・北大な どの旧帝大系と好対照である。・・・・ 2 教員養成「空白県」も出現する教育学部再編・統合 ・・・・文部科学省は、2000年8月に国立大学教員養成系大学・学部のありか たを検討する懇談会を発足させ、その報告書「国立の教員養成系大学・学部の 在り方について」(2001年11月26日、以下「在り方懇」)で教員養成系大学・ 学部の再編・統合の基本枠組を示した。・・・・こうした政策動向を先取りし て、大手予備校(河合塾)は、国立大学教員養成系大学・再編試案なるものを 発表(「教員養成系大学再編私案」『論座』2002年5月)している。・・・・  未来に向けた大学の有り様を予備校がシュミレーションし、それを世論形成 に大きな意味を持つ雑誌に発表するという事態がおこっているということその ものが、大学の未来像は、大学自身がその論理で決定するのではなく、また、 日本の近未来の教員養成を深刻化する教育問題との関係でどう充実するかとい う教育的論理でもなく、文部科学省の数合わせの方程式に当てはめた解として 描き出されるものが未来像となるという現下の大学政策の本質を表現している。  それだけに、大手予備校のシュミレーションは、あながち机上の空論と見過 ごすわけにもいかないリアリティをもっている。文部科学省の政策は、6000余 名の「新課程」定員を削減し、かつ教員養成系大学・学部の再編・統合を「大 学構造改革」の起爆剤として推進しようととしているからである。したがって、 先に紹介した大学の再編・統合にむけた懇談や協議の成り行きは、国立大学全 体の動向を左右するものとともいえよう。 3 教員養成系大学・学部の再編・統合が「大学構造改革」の起爆剤 ・・・・ 2004年に独立行政法人化に移行という「大学構造改革」の政治スケジュールに とって、2003年度までに教員養成系大学・学部の再編・統合の地図を明確にし、 それに間に合わなかったり「在り方懇」の方向に従がわないところには、それ なりの「見返り」があるかもしれないことを覚悟せよという官僚的脅迫である。 さらに、教員養成担当大学として生き残こるところも安閑としていてはならず、 負担が重くなることをそれなりに覚悟せよという意味もある。しかしながら、 「通学距離」を考慮するような統合の在り方が可能なところはほとんど存在し ない現実や、地域教育行政との関係を無視できない状況などがあって、脅迫的 姿勢以外は、明確な施策的展望を示せないこともみてとれる。とにかく教員養 成系大学・学部の三分の一程度をリストラすることが至上の目的であるような 「行政指導」しか示せないところに、各大学の動揺を一層激しくする結果を生 むことになっている。すなわち、自分のところは、どう生延びられるのか・・・・ が見えないままに、教育内容も制度も何も議論できないからである。 4 教員養成系大・学部の検討状況の実情  文部科学省が日本の教育にとって何のための再編・統合なのかを示さないま ま、地域や大学の論理をまったく考慮しない政治スケジュールを強制し、しか し、玉虫色でしか表現しないが実態は誘導的に機能している「指導」によって、 各大学は困惑と動揺の度合いを一層激しくかきたてられているのであるが、各 大学での検討・協議は、当然のことながら、地域それぞれの事情や大学間での 思惑もからんでそれほど進展しているわけではない。また、先の大手予備校が 示したシュミレーション通りの地域割りで再編・統合の協議が行なわれている わけでもない。 ・・・・ 5 教員養成系大学・学部削減の社会的影響   「新課程」設置から教員養成定員5000人削減と、文部省は、日本の教員養成 の長期的見通しと合理的な政策をもたないまま、財界やマスコミの意向に翻弄 される形で場当たり的な施策をツギハギに展開してきた。そのたびに大学はリ ストラの脅迫観念にさいなまれ、困惑し、かつ、人間教育や長期的教員養成の 展望とは矛盾する方向に制度や教育内容を転換させられてきた。今また、教育 投資効率の観点からなされる教員養成系大学・学部の教員採用率の低迷という 批判に対して近未来おける教員需要を高める基本的政策を示しえないまま、 「大学構造改革」の「目玉」として教員養成系大学・学部を捧げ、地域と大学 とのつながりを切断しようとしている。 ・・・・  教育職員養成審議会は、2万人体制であった教員養成を漸次削減する方向を 示し、2000年度には1万人弱の養成数となってきた。そのことは、各都道府県 が教員新規採用率を長期の間著しく抑制してきたことに起因しているが、結果、 どの学校でも教員の著しい高齢化が進んで、運動会や修学旅行をこなすことが 困難だという笑えない事態を招くことになっている。子どもの成長・発達の面 からしても、また、ベテラン教師による若手教師の育成という教職の連続性の 観点からしても正常なことではない。さらに、数年すれば、団塊世代教師の大 量退職の時期を迎える都道府県も多いことに加え、都市圏周辺では子どもの数 は上昇しており、このままの抑制策を続ければ深刻な教員不足を生ずることが 予想されている。また、三〇人学級を実現し、子ども達に木目細かく目の行き 届く教育をおこなおうとすれば、教員の数は更に必要となってくる。・・・」 ---------------------------------------------------------------------- [91-2-7-1] マルティン・ニーメラーの詩 石出法太,『ドイツ』,岩崎書店,1992 (http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/UniversityIssues/metaphor.htmlより転載) ナチが共産主義者を襲ったとき, 自分はやや不安になった. けれども結局自分は共産主義者ではなかったので 何もしなかった. それからナチは社会主義者を攻撃した. 自分の不安はやや増大した. けれども依然として自分は社会主義者ではなかった. そこでやはり何もしなかった. それから学校が,新聞が,ユダヤ教徒が, というふうにつぎつぎと攻撃の手が加わり, そのたびに自分の不安は増したが, なおも何事も行わなかった. さてそれからナチは教会を攻撃した. 私は教会の人間であった. そこで自分は何事かをした. しかし,そのときにはすでに手遅れであった. ---------------------------------------------------------------------- [91-2-7-1-1] 安藤肇「摂理としての敗戦」 キリスト新聞社 1996年5月発行 ISBN: 4-87395-278-6 http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=19769700 「あの敗戦は何だったのか。敗戦時、神学生だった著者が戦中・戦後の妥協的 信仰を振り返り、心の痛みをもって熱く語る「説教集」 」 ---------------------------------------------------------------------- [91-2-7-2] 豊島耕一「マルティン=ニーメラーの文章のパロディー」 http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/UniversityIssues/metaphor.html 国立大学の「独立」行政法人化が大学自治への侵害であるとすれば,それは単 に国立大学の問題ではなく,私学も含む我が国の大学コミュニティー全体に関 わる問題だということになります.そこで,次のようなパロディーはいかがで しょうか. 私立大学は「大学自治」だけでなく「結社の自由」によっても保護されていま すので,この比喩は当たらないかも知れません.しかし同じ大学社会の一角で 自治が奪われることは,私学にも何かの影響を及ぼすのではないでしょうか. (転載自由) 「独法化」が試験研究機関を襲ったとき, 自分はやや不安になった. けれども結局自分は試験研究機関員ではなかったので 何もしなかった. それから「独法化」は美術館を攻撃した. 自分の不安はやや増大した. けれども依然として自分は美術館の職員ではなかった. そこでやはり何もしなかった. それから国立大学が,公立大学が,国立学校が, というふうにつぎつぎと攻撃の手が加わり, そのたびに自分の不安は増したが, なおも何事も行わなかった. さてそれから「独法化」は私立大学を攻撃した. 私は私立大学の人間であった. そこで自分は何事かをした. しかし,そのときにはすでに手遅れであった. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-3] 中央教育審議会大学分科会将来構想部会(第10回2002/05/23 )資料 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/002/020501.htm ---------------------------------------------------------------------- [91-3-1] ヒアリング資料(日本私立大学団体連合会)2002.5.23 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/002/020501a.htm ---------------------------------------------------------------------- [91-3-2] ヒアリング資料(日本私立短期大学協会)2002.5.23 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/002/020501b.htm ---------------------------------------------------------------------- [91-3-3] ヒアリング資料(公立大学協会)2002.5.20 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/002/020501c.htm 「1基本的な考え方:・・・・大学の質の保証は絶えざる「事後チェック」に より持続性を持たなければならない。単に「事前規制」である設置認可の段階 に止まってはならない。だが、現段階においては実効性を持つ「事後チェック」 のシステムはまだできていない。「事前規制」と「事後チェック」の中間には 多様な手段が存在している。その重要な手段の1つとして、例えば、適切な情 報公開がある。・・・」 「3第三者評価制度の導入: コストの安い、しかも十分な実効性が期待できる評価システムの構築が望まれ る。現行の第三者評価から新たな第三者評価制度の導入が提案されているが、 その具体的内容はまだ未熟であると言わざるを得ない。下手をすると理想とす る新しい評価が新たな「規制」に転化してしまう危険性がある。とくに認証評 価機関が多元的な評価を排除して独占的・排他的に機能することがあってはな らない。 大学評価に関する情報は適切に公開すべきである。これは、受験生にとっても 大学を選択する指針とすることができる。現状では「募集定員」は公表されて いるが、「合格者数」「入学者数」のような基本データさえ公開されていない。」 ---------------------------------------------------------------------- [91-3-4] 中間報告に対する団体の意見の概要 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/002/020501d.htm (教育関係団体) △国立大学協会 公立大学協会 日本私立大学団体連合会 財団法人大学基準協会 全国公立短期大学協会 日本私立短期大学協会 短期大学基準協会 ▲国立高等専門学校協会 全国専修学校各種学校総連合会 (経済関係団体) ▲社団法人経済団体連合会 ▲社団法人経済同友会 △日本経営者団体連盟 (その他関係団体) 社団法人日本薬剤師会 社団法人日本病院薬剤師会 ※△の印のついた団体は意見未提出。▲の印のついた団体は意見なしとの回答。 ---------------------------------------------------------------------- [91-3-5] 中間報告に対する団体以外の意見の概要 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/002/020501e.htm ---------------------------------------------------------------------- [91-3-6] 朝日新聞:「基準の明確化が課題(焦点!大学評価を問う:上)」 2002.5.31 http://www.ne.jp/asahi/tousyoku/hp/nethe4041.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-4] 第1回 国立大学法人化特別委員会(議事メモ)2002.5.17 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/socho/agency/hojin-tokubetu-iinkai140517.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-5] 「21世紀COEプログラム」(トップ30政策)要項 ---------------------------------------------------------------------- [91-5-1] 日本学術振興会「21世紀COEプログラム」審査要項2002.5.31 http://www.jsps.go.jp/j-news/news_j5.htm ---------------------------------------------------------------------- [91-5-2] 21世紀COEプログラム委員会委員名簿 http://ac-net.org/wr/wr-91-all.html#[91-5-2]  ---------------------------------------------------------------------- [91-5-3] 朝日新聞02.5.29「大学「トップ30」選考、研究能力や将来性重視」 http://www.ne.jp/asahi/tousyoku/hp/nethe4030.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-6] 有事法案を巡って ---------------------------------------------------------------------- [91-6-1] 国会質疑:国立大学も有事における指定公共機関か。 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会議録第 7 号 平成14年5月20日(月曜日) http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/011215420020520007.htm ○首藤委員 「・・・・そこで、文部科学大臣にお聞きしたいわけですが、だ んだんと国立大学は独立行政法人化してくる、独法化してくると言えますね。 そうすると、この指定公共機関の中に独法、独立法人というものも当然入って くるわけですけれども、そうすると、大学も、あるいは場合によってはこの中 に含まれる可能性があるのか、協力機関として含まれる可能性があるのかどう か、いかがでしょうか。 ○遠山国務大臣 この法律案におきましては、国の責務として国土や国民の生 命、身体、財産を保護するために、組織及び機能のすべてを挙げて万全の措置 を講ずるよう定めておりまして、文部科学省も、国の機関としてその責務を果 たしていく必要があるものと考えております。  法律施行後二年以内を目標として整備することとされております法制におき まして、今お話しの大学等をどのように位置づけていくかということに関しま しても、この法律の成立後、内閣官房等関係省庁と相談しながら、具体的な内 容を検討していきたいと考えております。」 ---------------------------------------------------------------------- [91-6-2] 憲法学者の出前「ストップ!有事法制 全国講師団」 http://www.jca.apc.org/~kenpoweb/emerge_law/deliver.html ---------------------------------------------------------------------- [91-6-3] 日本科学者会議大阪支部声明「有事法制三法案」の撤回を求める 第三七回定期大会 http://ac-net.org/wr/wr-91-all.html#[91-6-3] ---------------------------------------------------------------------- [91-6-4] 有事関連三法案に反対する学者・研究者共同アピール http://www.jca.apc.org/~kenpoweb/emerge_law/appeal051902.html ---------------------------------------------------------------------- [91-6-5] 有事法案ではなく無事法案を! http://ac-net.org/kjh/02/523-buji.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-7] 「心神喪失者医療観察法案」を巡って 正式名称「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に 関する法律(案)」 ---------------------------------------------------------------------- [91-7-1] 北海道新聞2002/05/28「心神喪失者医療観察法案」関連記事 「国会きょう正常化 心神喪失者医療観察法案 きょう審議入り  重大事件を起こしながら刑事責任能力がないとされた精神障害者の処遇を定める 「心神喪失者医療観察法案」が二十八日、衆院本会議で審議入りする。  同法案は、殺人や放火などの重大事件を起こし、心神喪失や心神耗弱を理由に不 起訴処分や無罪になった人たちが対象。地方裁判所が裁判官と精神科医の合議で、 「再犯の恐れ」があるかどうかを基準に対象者の入院または通院の処遇を決める。  入院となった人は半年ごとに地裁が再審査するが、入院期間の上限は設けない。 通院は最長五年とした。また、全国五十カ所にある保護観察所に新設する精神保健 観察官が、社会復帰への指導を行う。  これに対し、法案は「精神障害者への偏見を助長する」などの懸念の声があがる 中、民主党は、裁判所と検察庁に精神鑑定センターを設置するなどとする対案を提 出。両案は並行して審議される。 ---------------------------------------------------------------------- [91-7-2] 北海道新聞2002/05/24「心神喪失者医療観察法案」解説 http://ac-net.org/kjh/02/524-doushin-sssik.txt ---------------------------------------------------------------------- [91-7-3] 京都弁護士会「心神障害者医療観察法案」Q&A http://www.kyotoben.or.jp/siritai/houkoku/3.html ---------------------------------------------------------------------- [91-7-4] 臨床精神科医の声明2002.5.24 http://www.seirokyo.com/archive/folder1/kakurihouan/020524psydr.html 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法 律案」に反対する臨床精神科医の声明 ---------------------------------------------------------------------- [91-7-5] 日本臨床心理学会運営委員会声明2002.5.15 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法 律(案)」に関する声明 http://www.seirokyo.com/archive/folder1/kakurihouan/020515rinsin.html ---------------------------------------------------------------------- [91-7-6] 日本精神神経学会理事長声明 2002.5.11 http://www.seirokyo.com/archive/folder1/kakurihouan/020511sinkeigakkai.html 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法 律案」の国会審議に際しての抗議声明―再犯予測は不可能である― ---------------------------------------------------------------------- [91-7-7] 日本看護協会・日本精神科看護技術協会意見書2002.5.9 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療および観察等に関する 法律案」に対する意見 http://www.seirokyo.com/archive/folder1/kakurihouan/020509nurs.html ---------------------------------------------------------------------- [91-7-8] 「精神障害者」に対する特別立法について考える緊急市民集会2002.4.6 (主催:京都弁護士会)パネルディスカッション記録 http://www.kyotoben.or.jp/siritai/houkoku/2.html 八尋光秀(福岡県弁護士会会員)「・・・世論だからといっても誤った社会認 識、偏った世論というものに対して、我々がどう対峙するのか。やはり誤った ものは正すと、世論だから受け入れるではなく、正しいか正しくないかという 議論が、しかも、法案というのは個人一人一人の人権侵害にかかわる人権政策 ですから、経済政策というようなものとは質が違う。一人一人の人権侵害に対 して適正な政策なのか正義があるのかということが問われる。そういう課題で すから、いかに「世論」が、10万人のうち9万9999人が受け容れるといっ ても許せないものは許せないと言って行くべき課題だなと思います。」 ---------------------------------------------------------------------- [91-7-9] 日本精神保健福祉士協会 事務局提供資料 http://www.mmjp.or.jp/psw/a4jyouhou/iryoukansatsu/menu.htm 心神喪失者医療観察法案に関する国会質疑 http://www.mmjp.or.jp/psw/a4jyouhou/iryoukansatsu/q&a.htm 心神喪失者医療観察法案【概要】 http://www.mmjp.or.jp/psw/a4jyouhou/iryoukansatsu/gaiyou.htm 心神喪失者医療観察法案【概要図】 http://www.mmjp.or.jp/psw/a4jyouhou/iryoukansatsu/zu.htm 心神喪失者医療観察法案【要綱】【PDF/86KB】 http://www.mmjp.or.jp/psw/a4jyouhou/iryoukansatsu/youkou.pdf 心神喪失者医療観察法案【PDF/86KB】 http://www.mmjp.or.jp/psw/a4jyouhou/iryoukansatsu/iryoukansatsu.pdf ---------------------------------------------------------------------- [91-7-10] 全国精労協Home page 声明一覧 http://www.seirokyo.com/archive/folder1/kakurihouan/020507seimei-list.html ---------------------------------------------------------------------- [91-7-11] 石川信義「心病める人たち─開かれた精神医療へ─」 岩波新書122 ISBN4-00-430122-X Masayuki Tanaka 氏書評より http://www.lint.ne.jp/~syebu/bridge/library/shohyo/i_si122.html 「・・・あとがきで著者は『精神医療は日本の恥部である。』と語る。その言 葉は精神医療にかかわる人だけでなく我々にも向けられているのである。・・・」 (ウェブサイト「Bridge」 http://www.lint.ne.jp/~syebu/index.html より ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [91-8] その他の意見表明 ---------------------------------------------------------------------- [91-8-1] 「まだ旧体制下の新聞社と月極契約している人たちへ」サイト http://www5a.biglobe.ne.jp/~NKSUCKS/ 「日経表現の自由侵害訴訟」に関する元日経記者の意見 2002.6.1 http://www5a.biglobe.ne.jp/~NKSUCKS/journal1.html#02601 「同書(犬になれなかった裁判官」(安倍晴彦))のなかで、司法改革市民会 議事務局長・高見澤昭治弁護士はこう述べている。「・・・・国家の機関であ る以上は、最高裁がどういう判断をしているか。まだ判例がないところでは、 最高裁であればこういう判断を示すであろうということを常に考えて判決をせ よと論文の形で堂々と指導しているんです。」 ---------------------------------------------------------------------- [91-8-2] 中谷巌(多摩大学学長)「タブー挑戦の小泉内閣の意気やよし」 産経新聞 正論 2001年5月31日 http://www.ufji.co.jp/nakatani/articles/misc/20010531.html 「・・・・大学の生産性が低迷する中で、小泉首相が総理大臣としてはおそら くはじめて、「国立大学の民営化」に言及したことは朗報である。ぜひ、この 線で話を進めて欲しいと考えるのは筆者だけではないと思う。・・・・特別会 計制度の全廃、国立大学の民営化、郵政事業の民営化。この三大改革が実のあ る形で実行できれば、小泉改革内閣の業績は長く歴史に刻まれることになるだ ろう。改革の後退が起こらないよう、国民の一人として注視していきたい。」 ---------------------------------------------------------------------- [91-8-2-1] 山形浩生「中谷巌の利用価値」『CYZO』2000 年 08 月 http://www.post1.com/home/hiyori13/cyzo/cyzo200007.html  「・・・・宮崎哲弥がかつて、中谷巌はかつては護送船団方式支持者で、それ が最近日和って競争支持者になったと指摘しているし、そういう転身ははやい ようだ。・・・・」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発行の趣旨】国立大学独立行政法人化問題に関連する情報(主に新聞報道・ オンライン資料・文献・講演会記録等)へのリンクと抜粋を紹介。種々のML・ 検索サイト・大学関係サイト・読者からの情報等に拠る。転送等歓迎。 【凡例】#(−−− )は発行者のコメント。・・・は省略した部分。◆はぜ ひ読んで頂きたいもの。 【関連サイト】http://ac-net.org/dgh/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行者:辻下 徹 e-mail: tjst@ac-net.org ------------------------- 発行部数(括弧内は5/19からの増減) (2002.6.1 現在) 1778(14): Mag2:1005(+10)|CocodeMail:395(-1)|Pubzine:94(-1)|melma:88(+3)|  melonpan:71(+3)|melten:54(-1)|Macky!:41(+1)|emaga:30(0) 直送 860(北大評議員・国立大学長・国大協・報道関係・国会議員等) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ End of Weekly Reports 91 ---------------------------------------------------------------------- 無料メールマガジン申込 Mag2: http://www.mag2.com/m/0000031268.htm Pubzin: http://www.pubzine.com/detail.asp?id=5676 Melonpan: http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=001714 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