2004年10月31日(日) |1068081 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[80] 香田証生さんのご冥福をお祈りいたします(長野県)2004-12-02 00:39:13

僕は長野県に住む24歳です。今回の日本人拘束事件で犠牲となった香田証生さん。事件が報道されたとき、僕は体が硬直しました。以前、イラクでイラク人虐待の報復として殺されたアメリカ人の殺害動画を見たため、その映像が頭をよぎりました。その映像を見たとき、人間だったら誰もが嫌がる映像でしたが、僕はイラクでこんな残酷なことが起きているなんて信じたくもありませんでしたが、見ました。見た後は、言葉にならないほど苦しくて、なぜこんなことがザルカウィ氏の命令であったとはいえ、できるんだろう?同じ人間なのに・・・。と思いました。今回の香田さんの事件が報道されたとき、まさか香田さんもあのアメリカ人のように殺されるんだろうか?と心配で香田さんが遺体となって発見されるまで、なんとか助かって欲しい、あの3人のジャーナリストと同じように戻ってきて欲しい。と祈りました。しかし香田さんは殺されてしまいました。ものすごくショックを受けました。僕の会社の中でもこの話題で持ちきりとなり、中には「自業自得!あんな危険なところに行くなんてどうかしてる。」「もう知らない、殺されればいい!」なんて無責任なことを言う人までいました。ぼくも最初、「なぜあんなところに行ったんだろう?どんなところか行かなくても想像できるんじゃないか?」と言っていましたが、香田さんの親友の証言、困っている人を放っておけない性格だった。という記事を見て、自分も無責任なことを言っていたことに香田さんに申し訳なくて、深く反省しました。たぶん、イラクで常に危険な目にあったり、日本のように平和に安全な生活を送れない人たちを見て、助けてあげたいという思いがものすごく伝わってきて、逆に香田さんのことを悪く言っている人たちに対して敵意を感じました。小泉首相はなぜ自衛隊を撤退させないのか。たとえ一人の人質のために、すぐ撤退できなかったとしても、一時撤退ぐらいはできたはずです。「武装勢力と交渉が難航しており、なおかつ香田さんの居場所の特定ができておりません。」という同じような報道が流されているとき、場所を特定している時間はいらない。一刻も早く、自衛隊を撤退あるいは、一時撤退させるべきだと強くおもいました。そうでもしなければ絶対話が通じる相手じゃないし、助ける手立てはない!と訴えたかったです。ああだこうだ言っている間に時間がタイムリミットとなり、最終的に政府は香田さんを見捨てました。同じ日本人の癖に小泉首相、あなたも信じられないが、イラク自衛隊派遣延長を賛成している無責任な大人たちがもっと信じられませんでした。まだ先の長い若者が、助けを求めているときに撤退しないなんて…。ではもし幼い子供が人質にとられたら、放っておけるのか?人間としてなにも感じないのか?と疑問に思いました。なんだかんだ言って日本はアメリカのいいなりです。情けない。自衛隊を撤退させれば、ブッシュに非難されるとおもったのでしょうか小泉首相。そして、香田さんは殺されました。少し日にちが経って、幸田さんの殺害動画が流されました。僕は香田さんの悲痛な思いを皆に伝えたくて、映像を見ました。武装勢力はもはや人間ではなくて悪魔に見えました。見た後、涙が止まらなくて、自分がこうして欲しいという思いを政府に伝えることができないことや、自分にはどうすることもできなくてとても悔しかったです。香田さん、怖かったでしょう?苦しかったでしょう?痛かったでしょう?いくら悔やんでも香田さんは帰ってはきませんが、武装勢力と小泉首相に対して怒りが込み上げてきました。日本はイラクと違って平和です。だから日本の大人たちは平和ボケしているんです。ぼくはこんな日本が大嫌いです。香田さんの事件をきっかけに、もっと日本が危機感をもって、現実を直視し、二度とこのような事件が起こらないようにしていくべきだと思います。香田さん、あなたがイラクに行ったことは決して無駄ではありませんよ。日本の大人たちに現実を直視させることができたんですから。安らかに眠ってください。そして香田さんのご親族様、僕も毎日香田さんのことを思います。僕もとても辛くてやりきれない思いをすることが今でも続いています。しかし、ご親族様はもっとつらい思いをされていると思います。いつか福岡に行く際に許されるものなら、香田さんのお墓参りをいたしたいと思っております。

NHK World (2011.2.1) Real Life Lessons
(日本・イラク間の小学校交流)
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Radio Japan 2010.12.23
Saleem visits Kouda family
わが友「香田証生君」の死から1年をむかえて(2005年10月28日四ノ宮 浩
画家Maurice Loirand (1922-2008)(同夫人の詩人霜鳥和絵さんは「眠る詩人の木」の著者)のコレクションより:

La grande ferme