2004年10月31日(日) |1053992 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[94] 。。。今、私達に出来る事。。。(大阪府/JAPAN)2004-12-14 05:23:17

その後の私は、相変わらずいろんな事を感じながら、
何が正しくて何が悪いのか・・・
正直者は馬鹿を見る時代なのか上手く立ち回ればそれで良いのか・・・
回りとの温度差を感じ、何を信じていいのか分からない中、
無力ながらに自問自答を繰り返し、
それでも心から感じれる「生きる意味」に近づこうと、今を生きている。

それと同時に、証生クンが我々に残していった
「メッセージ、宿題」を人に伝えようとしている中、
やはり証生クンの命から何も得ようとしない人々との温度差を感じてならない。

だからといって私が話しをする人達というのは、
とても心の優しい暖かい私の自慢の人達なのです。
しかし、この様な自分の頭ではどうにもならない現実離れしたことになると、

直視しても、何の解決にも結び付かない・・・
ただ考え過ぎてしまうだけで病んでしまいそうだ・・・。
可哀そうだけど、無知だった彼が悪い・・・迷惑掛けたんだから・・・。
アナタは色んな事を想像出来てしまい感じてしまう感受性が強いからだろうね。。。

などといった意見・・・。
まだ今のところ、同じ想いを共有出来る方というのは、
今の私にはココの方達しかおりません。

しかし、私の話を聞いて、「何だか分からないけど胸が痛い・・・」
と涙を流した友達がいた。そして彼女は言いました。
「100%共感は出来ないが・・・
みんな何も感じていない訳ではナイよ。
ただ、みんな日々の悩み、生活に追われている。
日々の生活の中で、アナタの様に自分で調べ、理解しようというのもなかなか難しい。
お金が無ければインターネットの見れる環境にもいない人だっている。
大半の人々が情報源、判断材料などを得るのはマスメディアからが全て。
しかしそのマスメディアが、小泉首相、政府が不利にならぬよう
政府からの圧力からか、真実を報道しない・・・。
多くの人がマスメディアに洗脳されているというだけで、
アナタが思っている程、日本人の心は腐っていないのでは?
でも、確かに今の日本は狂っているね・・・いつか罰があたるよ・・・。」

彼女が涙を流せる友達であってくれて良かった。。。
私は無力であっても、人に伝えるだけで彼女の様に、
人は純粋な涙を流す事が出来る可能性を見せてもらった気がした。

「見なくていい事、聞かなくてもいい事に触れてしまったから
アーティストオーラ消えてるよ。
政治批判、反戦アーティストになっちゃ駄目!」・・・と言われた事もあった。
しかし、この言葉を言われ落ち込むどころか、
妙に冷静な自信のある自分が片隅にいた。

どうも回りから見ると私は、
難しい、ややこしい、考え過ぎる理屈っぽい奴に見える様です。
しかし、この世の中が、この状況が、以前にも増して、
確信に近い私の芸術魂が明確に姿を現した。
私の芸術的価値、作品のクオリティーや技術などは、
まだまだ芽も出ていない修行中の身ですが、

「自分がナゼ、この道に引き寄せられるのか?
ナゼ、他の道を選ぶ事が出来ずこの道に執着するのか?」

「自分がナゼ、証生クンの死について、
ここまで取付かれた様に突き動かされるのか?」

という理由など付けようの無かった2つの感情が、重なった今・・・
苦しみや嘆きといった感情と同時に、
自分のやってきた事の意味、自分の使命みたいなものが、
ポツリポツリと姿を現し、カチッカチッとピースが心を埋めていき、
長い時間を経て出来上がったパズルに「芸術は社会の鏡」と書いてありました。

今までにはあった不安や虚しさ、モヤモヤといったものが、
徐々に消えていき、やっと本当の答えに出会えた様に感じています。
しかし、生き続ける限り、悔しさ悲しみ苛立ち苦しみ虚しさ情けなさ不安
といった感情から逃れる事は出来ないでしょう。
人はそれを経験を繰り返し自分の強さで克服する!と言います。その通りです。
しかしそれは決して全てに言える事ではなく、
戦争の悲惨さや、絶対的に間違っている事に対して免疫力が付く訳でもなく、
そんな免疫力があるのだとすれば、私にはそんな免疫力は必要はない。

それにブチ当たる度に、人間らしく素直に、ひどく疲れて、ひどく傷付こうと思っている。
ちょっと変な覚悟が出来た。もう迷いは無い、もう恐くはない。
自己を苦しめてでも、正しい事を、正しい時に正しく出来る人になりたい。

答えを感じた今が終着ではなく、
これからが本当の意味でのスタートかも知れません。。。
本当の答えにどう真っ当するかが、これからの最大の課題になりそうです。

証生クンの残していった「メッセージ、宿題」を直視し、
この病んだ日本から健康を取り戻すのと、
私の絵が、多くの人の心に届いて人の心を動かし、世の中に認められるのとは、
私ごときの人間で、あつかましい限りで本当に恐縮ですが・・・
私の中ではどうやら、重なって見えてしまいます。

証生クンの「自分探し」の続きをリンクさせ、
シッカリと確実に、今世で受け継いでいる事を、証生クンに報告します!
御親族の皆様が、誇りを持たれている証生クンは、
こうして今世で人々の中で間違いなくリアルに生きています!

メッセージを残す、忘れない、冥福を祈る、平和を願う・・・
無力ながらにその次に私に出来る事は?
人間の生の叫びで隣に居る人に伝える!
しかしこの十人十色の世界、中にはその叫びが届かない人も居るでしょう。
でも、どんなに追いやられても叫び続ける事は辞めません!
この想いが伝染していき、この世から戦争が無くならなくとも、
せめて平和な綺麗な心が日本に咲き乱れます様に。。。
そして、どんなに追いやられても様々な想いを
「自分の絵というフィルター」にかけ、発信し続ける事も辞めません!
喜怒哀楽の、「怒と哀」はたまにでいいや・・・
描きたい「喜と楽」な絵をとことん描ける日が来ます様に。。。

このサイトを立ち上げた心ある管理人様に感謝と尊敬の意を表します!
その中に寄せられた皆様のメッセージ、
そしてその中から生れた行動にしなければ!
何か行動を起こす時ではないか!と強く想いながら、
しかし、我々に何が出来るのか?我々は何をすればいいのか?・・・
と模索なさっている方々の意見。
メッセージを残すことくらいしか力になれない無力な自分から、
少し前に進めた今、個人的に出来る事は勿論の事ですが、
私も世の中に対して何か具体的に働きかけれる事は無いのかと強く思っています。
しかし、無知で知識のない私は、何をすれば良いのでしょうか?
「強い想い」だけでは、無力で終わってしまうのでしょうか?

完璧な人間など存在しません。ただもしかすると、必然性のある不完全なのかも。
人間の行為は、常に未完です。しかし偉大なる未完をめざしたいです!

NHK World (2011.2.1) Real Life Lessons
(日本・イラク間の小学校交流)
(=> QuickTime形式ファイル )
Radio Japan 2010.12.23
Saleem visits Kouda family
わが友「香田証生君」の死から1年をむかえて(2005年10月28日四ノ宮 浩
画家Maurice Loirand (1922-2008)(同夫人の詩人霜鳥和絵さんは「眠る詩人の木」の著者)のコレクションより:

La grande ferme