2004年10月31日(日) |1741170 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[164] 平和に導くもの。(兵庫/28歳 女性 レコード店勤務)2005-08-25 00:48:32

 このサイトが立ち上げられた初めの頃から全てメッセージを読ませて頂いております。皆さんのメッセージから共通して感じたのは、声高に何か・誰かを攻撃するような「怒り」ではなく、静かな、けれども強い「祈り」です。
 私自身、一体どう表わせば良いのか分からないけれど、証生さんが拘束されてから、私たち人間の美しさや強さ、また醜さや弱さについて深く考えるようになりました。
 人間が生きていく、と言うことは綺麗事だけでは済まされませんね。思い出すのも辛くなるような過去、忙しさから気が付けば苛立って他人を責めそうになる弱い自分。なぜか無性に腹が立ってきて誰かにいやな気分をぶつけたくなる自分。
 おおげさかも知れませんが、私はそういう小さなネガティヴなことが集まって、「戦争」という大きな悪意が作られると考えていますので、「今」この場で」「私一人でも」できる事として、「ありがとうございます。」と周囲の人との会話の最後に必ず付け加えるようにしています。また、悲しかったり、苛立ったり、傷ついたりした時にも、心の中で「ありがとうございます。」とひたすら唱え続けています。
 上記の「ありがとうございます。」は、様々な本からの影響を受けてしていることなのですが、そうすることで私自身がとても穏やかで幸せな気持ちになれますし、周 囲の人も気持ちが安らぐようで、お客様やスタッフ間という小さなレベルでも平和状態がふくらんできたように感じます。
 祖父母や戦争体験のある人のお話、テレビが伝える(または隠す)真実、ヒロシマ、ナガサキ…。私たちの祖先は、被害者であると同時に加害者でもありましたが、今を生きている私たちは、それを受け止め、前に進みましょう。私はどんな理由があれ、戦争はいやです。
 このサイトをご覧になっているみなさんの中で、「個人レベルでどうしたらいいかわからない」「でも、平和がいい!!」と思っていらっしゃる方がおられたら、お願いです。ぜひ「ありがとうございます。」「うれしい!」「幸せ!」「大好き!」と毎日たくさん声に出して唱えてみて下さい。
 「証生さんのこと、平和のことにそんなことがなんの関係があるの?」と思われるかも知れませんが、私は信じています。平和とは思想ではなく、祈りによって必ず実現できるものだと。その祈りは「ありがとうございます。」という感謝と温かい愛情をこめれば必ず天に通じると。私は信じています。
 Imagine,all the people living life in peace.

 私たち一人一人が世界を平和に変える力を持っています。一緒に進んでいきましょう。
 このように皆が考えを述べる場を作ってくださった方々、とても考えさせられる意見を書き込んでくださったたくさんの方々、本当にありがとうございます。
 麦は地に落ちたけれども、確かにあちこちで実を結んでいます。証生さん、あなたという存在に、ほんとうに、どうもありがとう。

NHK World (2011.2.1) Real Life Lessons
(日本・イラク間の小学校交流)
(=> QuickTime形式ファイル )
Radio Japan 2010.12.23
Saleem visits Kouda family
2012年の今頃
17-12-23 イヴですね ( 茨城県 )
2006年の今頃
11-12-31 Happy New Year,Mr.Kouda ( 海外 / 銀行員 )
2005年の今頃
10-12-13 イラクの子供たちのために ( 東京都 )
2004年の今頃
10-01-05 証生君と会いたかった。たくさんお話したかった。 ( 神奈川県相模原市 / 戯曲家・舞台演出 )
09-12-29 もうすぐ ( 日本 近畿 / 高一 )
09-12-23  ( シリア / 学生 )
09-12-22 あたしは ( 日本 近畿 / 高一 )
2003年の今頃
08-12-18 雪が・・・ ( 福岡県 )
わが友「香田証生君」の死から1年をむかえて(2005年10月28日四ノ宮 浩
画家Maurice Loirand (1922-2008)(同夫人の詩人霜鳥和絵さんは「眠る詩人の木」の著者)のコレクションより:

La grande ferme