[196] 逮捕されたのに事件は終わらない・・・・・(札幌市//granny martha)2006-03-05 17:30:30
テレビのニュースを見ると、どの局でも顔写真入りで「犯人逮捕!」が報道されていました。 途端に私の全身から血が引いていくような寒々とした思いに囚われました。逮捕されるということは、証生君の恐れ・苦痛・痛み・空しさなどに対して一定の罰が下されたということなのでしょうが、何故か喜びよりも寒気と痛みが先に走りました。
「この人がこの手で・・・・・」という思いと、「見たくなかった」という思いです。
私でさえこのような気持ちになったのですから、テレビをつけた途端飛び込んできたニュースをご覧になったご両親のお気持ちを考えると、心が沈んでしまいます。
でも逮捕報道を受けても事件が終わったという思いがしないのは何故なのでしょうか。
考えてみると、証生君の事件はテロ対証生君の事件というより、日本政府の外交不手際事件だったという思いが強いからで、政治に携わる人々、特に総理や外務省がなんら反省の意を表さないまま終了してしまっているからなのだと思います。
<2004年の安田・高遠・今井の各氏の拉致事件や証生君の事件、北朝鮮の拉致事件などの政府の対応を見せられて、国外に出るのが恐ろしくなってしまいました>
今回の逮捕報道は、事前に各局からご両親へ、ご連絡がなされたのでしょうか。 心配です。
どうかご両親の傷が深まりませんようにとこころから願っております。
(管理者より)3月2日朝6時にNHKで最初のニュースが流れましたが、その前日に、ご両親には連絡があったそうです。