2004年10月31日(日) |1077587 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[28] 香田さんを救えなかったことが心の底から残念です。(埼玉県/48才・医療事務パート)2004-11-10 13:05:13

最初にこの事件を知ったとき、どうすれば香田さんを救うことができるのか自分なりに考えてみました。4月の人質事件の政府の対応を知っていますので、小泉総理が「撤退はない。テロには屈しない。」と即座に言うことは悲しいかな容易に予想がつきました。すぐに”これはもう犯人側になんとか訴えるしかない”と判断してアルジャジーラのサイトに解放に向けてのメッセージを送りました。一方で直方市に、つらい立場におかれているご家族への支援をどんなに非難されようが絶対に続けるようにとお願いのメールを書いたりもしました。とにかく時間がなかったので本当に祈るような気持ちでした。でも彼はあんなに残酷な殺されかたをして亡くなってしまいました。どんなにか恐ろしかったことでしょう。本人の無念さは勿論のこと、ご両親の深い悲しみを思うと慰めの言葉も見つかりません。 そして今少し時間がたってみて、彼の死を単に世間でいうような自己責任で終わらせたくはないと日に日に思うようになってきました。 大儀なき戦争に力を貸し、戦闘地域・非戦闘地域の区別も知らないまま自衛隊をイラクに派遣した小泉政権の責任は本当に大きい。明らかに政府のこうした政策の犠牲になって香田さんは亡くなったと言えるのではないでしょうか。そして小泉政権に迎合するかのような、まるで言論統制されているかのような大手メディアの対応には本当にがっかりさせられました。4月の事件のときもそうでしたが、ますますそういった傾向は加速度を持って進んでいるように思えるのです。憲法改正や教育基本法改悪問題においても言えることですが、自分達で募金を集めて意見広告を出すしかない段階にすでに入っているのかとさえ思われるのです。そして日本中に蔓延している「他者の苦悩への想像力」の欠如。絶望感に打ちのめされているご家族に対してなぜ中傷やバッシングなど冷酷な攻撃を加えることができるのか、普通なら到底考えられないことです。でも本当に悲しいことにそうした人々が、この日本で確実にふえていることは紛れもない事実なのです。 「どういう法的根拠があって家族を支援してるのか?」こうしたメールが直方市のほうに殺到したそうですが、私はこうしたメールを書いた方々にあえて言いたい。「なにかことがあれば、貴方自身が間違えなく香田さんの立場に置かれる可能性は大きいのですよ。」と。このサイトにもありましたが、小泉内閣は「棄民内閣」なのです。言うことを聞かない国民は平気で見殺しにされるのです。 こうした”この国の危うさ”に国民一人一人が気づかないと、本当にそろそろ気づかないと大変なことになると思います。 香田証生さん、 「生きて証しをする」親御さんが貴方につけた素晴らしい名前を私はけっして忘れることはないでしょう。そして何があってもこれからもずっと世界の平和について考え続けていきたいと思います。

NHK World (2011.2.1) Real Life Lessons
(日本・イラク間の小学校交流)
(=> QuickTime形式ファイル )
Radio Japan 2010.12.23
Saleem visits Kouda family
わが友「香田証生君」の死から1年をむかえて(2005年10月28日四ノ宮 浩
画家Maurice Loirand (1922-2008)(同夫人の詩人霜鳥和絵さんは「眠る詩人の木」の著者)のコレクションより:

La grande ferme