[1] イラク駐留の延長をやめることはテロに屈したことにはならない(滋賀県/大学教員)2004-10-30 23:17:28
イラクで何が起きているか自分自身で確認しなければ、自分自身の『無関心」を克服できないと考え恐怖心と戦いながら香田さんはイラク入りをしたのだと思う。
香田さんを救う可能性が高い方法がある。ザルカウィ派は、トルコで反ブッシュ米大統領デモがあったとしてトルコ人の人質を解放したことがある。自衛隊の駐留延長をやめれば良い、あるいは、少なくとも再検討すると発表すれば良いのである。これは日本ではまだ決めていなことだからテロに屈したことにはないだろう。そのために、自衛隊のイラク駐留延長に反対している70%の国民の中の1割である700万人が声を上げれば、香田さんは助かる可能性があるだけでなく、日本自身がイラク戦争の泥沼に巻き込まれていくことを避けることができるのである。
香田さんの運命は日本の運命と重なっている。香田さんのイラク入りが無思慮であるというならば、イラクに自衛隊を派遣して、日本の未来全体を危機にさらしてしまっていることは、その何千万倍も無思慮であるだけでなく、無数の人々に「迷惑をかける」ことではないのか。
わたしたち国民が声を合わせて自衛隊のイラク駐留の延長をやめるよう政府に命令しようではないか。日本がはじめて主権在民の国となる機会でもあるのではないか。