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香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[127] 非難を受けたとしても僕の思うこと(東京都/会社員)2005-01-11 20:01:13

以前にもサイトのほうには拙いながらもその時の思いを投稿させていただきました。その後、御両親からのメッセージを送っていただき、この間、書くに書けなかったことを今回は正直に書きたいと思いました。相変わらず彼に対する冷たい反応が多い中 、僕の周りには少ないながらも彼を真剣に思ってくれている友人がいます。もともとは僕も含めその友人達も前回三人の方が拉致された時の記憶が新しく、なぜまた?という呆れた思いで報道を見ていました。自衛隊撤退もしないだろうと当たり前のように考えてました。彼が亡くなったと聞いた時もです。彼とは同じ世代、同じ時代に共に存在していて僕は毎日の生活、仕事に追われる日々でした。僕の友人達もそうです。人が殺されようが正直、あ〜、また誰か死んだんだ、、、ぐらいの気持ちです。それが平和ボケってことだったんですね。改めて今実感しています。世の中には不幸なことがたくさん起こり悲しみに暮れている人がたくさんいます。でも僕の周りには全く今までありませんでした。幸福だったのだと思います。身近で亡くなったのは祖母ぐらいで眠っているように老衰で棺におさまっているところが最後でした。今回興味本意で友人達と彼の最後を見ました。言葉になりませんでした。友人含め自然と涙が出てきました。あまりにも描いてた映像と違いすぎました。結局僕たちの中にある人が死ぬというイメージはドラマ、映画、マンガのイメージでしかなかったのだと改めて思いました。想像力が貧困だったという言葉は適切だとは思いませんが、その勢もあり興味本意という行動に出てしまったのが事実です。彼が殺されるという事がどういうことだったのかを目の前につきつけられた思いです。お前達がなにも出来なかったせいでこうなったんだと。同じ日本人、同じ世代の友人が殺された、と心の底から思いました。改めて彼が殺されなければいけないほどの何をしたのか、と悔しさと怒りでいっぱいになりました。同じ日本人として黙ってはいられない気持ちです。恥ずかしながらやっと実感できたわけです。憎しみが憎しみを生むという言葉の恐ろしい意味もわかりました。彼の最後を見なければ思わなかったことです。独りで孤独に来るか来ないかわからない助けを48時間じっと待っていた彼を思うと辛くて仕方がないです。政治家の方たちは非人道的とかいう言葉を使いますが、どう非人道的か理解できていたのでしょうか??本当に本当にあってはいけない事だったのです。今日、報道とかマスででは人権の事もあり、今回のことのような事件の映像に直に触れることはまずありえません。それは被害者の方や親族の方達のことを考えると当然で良き世の中であるだろうことも理解できます。があまりにも温室育ちになってしまっている自分という存在が出来てしまっていることにも悲しい思いになりました。痛みとは自分が実感してじゃないと本当にわからないものなんでしょうか。何をどうしたらいい、とか、どうして欲しいとか、どうしなきゃいけない、とかハッキリとはわかりませんが、人の痛みがわかる環境、生活ができる国にしっかりと生きていきたいと思いました。御両親のわりきって生きていかなければいけなような苦痛、メッセージから受け取りました。僕、友人も含め何も行動を移せなかった人たちも多少なりとも苦痛を背負ってこれから生きていきます。彼の死が無駄ではなかったと改めて実感できるとき救われる気がします。イラクででは今もなおたくさんの死者がでていると報道で聞きます。平和のための戦争、こんな悲しいこと早く終わらせれるようにと願ってます。

NHK World (2011.2.1) Real Life Lessons
(日本・イラク間の小学校交流)
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Radio Japan 2010.12.23
Saleem visits Kouda family
2012年の今頃
17-12-23 イヴですね ( 茨城県 )
2006年の今頃
11-12-31 Happy New Year,Mr.Kouda ( 海外 / 銀行員 )
2005年の今頃
10-12-13 イラクの子供たちのために ( 東京都 )
2004年の今頃
10-01-05 証生君と会いたかった。たくさんお話したかった。 ( 神奈川県相模原市 / 戯曲家・舞台演出 )
09-12-29 もうすぐ ( 日本 近畿 / 高一 )
09-12-23  ( シリア / 学生 )
09-12-22 あたしは ( 日本 近畿 / 高一 )
2003年の今頃
08-12-18 雪が・・・ ( 福岡県 )
わが友「香田証生君」の死から1年をむかえて(2005年10月28日四ノ宮 浩
画家Maurice Loirand (1922-2008)(同夫人の詩人霜鳥和絵さんは「眠る詩人の木」の著者)のコレクションより:

La grande ferme