2004年10月31日(日) |1741391 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[60] 悲しく悔しく今なお、独りの人間として苦しいです。(東京都/東京都/会社員)2004-11-24 15:55:58

なにも力になれなかった思いで、今でも思いだすと涙がとまりません。自分は興味本位から香田さんの最後をインターネットで見た一人で、非難を受けたとしても仕方ないのですが、見たことによって人間として自分が感じなければいけない欠落していた気持ちを想い直すことができ、こういうページに想いを書くまでにいたりました。戦争というものをただの言葉でしか社会生活の中で認識してなかった思いを改めてして恥ずかしくてたまりません。戦争が悲惨で酷いことだとは知っています。でもそれ以上に人の命を奪うということの恐ろしさに怒りと悔しさ、哀しみにたまらない思いです。それを考えると簡単に御家族、親友の方たちのお気持ちを想像することもできませんしお言葉もかけれません。親族の方達に謝罪の言葉を述べさせる日本の風潮にも、これからの日本という国に哀しみを感じてしまっている次第です。偉そうなこと言いながらも、事件当時はただ独りの傍観者となってしまっていたことを後悔し、申し訳なく謝罪したいです。

同じ日本人でありながら、、、、本当にすいませんでした。香田くん、御家族のかたに心から謝罪します。

このように愛するひとたちが死んで悲しい思いをしている人たちが世界中にたくさんいるかと思うと悔しくていたたまれない反面、同じように感じることのできる人間ばかりになって意味を感じさせない戦争というものがなくなるようにと祈ります。香田くんの魂が安らかな想いで眠りについていけるように祈り、そのための自分のできることを模索しながら日々頑張って生きていこうと思います。

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