2004年10月31日(日) |1733449 visits since 2004.10.31 |AcNet Project

香田証生さんを偲ぶメッセージ集

[83] ココにメッセージを残す事くらいしか力になれない無力な自分が悔しい・・・。(大阪府/JAPAN)2004-12-03 02:23:56

【香田 証生】・・・この名前を、私は死ぬまで忘れる事はない!

会った事もない人の死をこんなに悲しんだのは初めてです。

私は、世界情勢、自衛隊、etc…何も知識のない馬鹿!

でも、人の命の尊さ、平和を願う心、は強く持っている!

そんなの子供だって持ってるよ!

どうした日本!?何も感じないのか?人は人か?

私は、ひどく悲しい・・・。愛国であるはずの日本人が嫌いになった。

保守的な立場から、まるでバーチャルな出来事を語る様に、

「自己責任」「自業自得」「税金の無駄遣い」「中傷誹謗」・・・

平和ボケを通り越した呆れた残酷な意見。

私は、悔しくて悲しくて苛立って苦しくて虚しくて情けなくて・・・

自分の無力さに打ちのめされ・・・心の病気になった。

人殺し、虐待、自殺、戦争、災害・・・ 麻痺してしまうくらいに日常に流れるニュース。

人が人を殺す・・・でも、人が人を殺せるまでの至った経緯を思うと、

それはそれで、胸が痛くなる・・・。

人が人を殺す・・・それを見て、何も感じない人々を見ると、

苛立ちに、爆発しそうになる・・・。

いっその事、地球ともども無くなってしまえ!最初からやり直せ!

本気でそう思った。。。

今までの私は、戦争というのは歴史の話としてしか、認識していなかった。

私は昭和50年生まれ。生れて来てから初めて、

証生クンの死が、戦争という現実をリアルに感じた瞬間だった。

しかし、歴史上の話ではなく、この瞬間たった今でも、

それまでにも、海を越えた遠い所で戦争の犠牲になり、

亡くなっている方々が居た事に気付き、自分が情けなくなった。

証生クンが同じ日本人だったから?・・・自問自答の毎日。

そうなんです。ごめんなさい。

「生れた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何が分かるというのだろう・・・。」
(by=ブルーハーツ)

地球上全ての国の方が、思う共通の言葉。。。

証生クンが、一生我々の頭から消えない位の「メッセージ、宿題」を、

残していったと信じてやみません。

証生クンは、人一倍「生きる意味」を本能を魂で知ってしまっていたからこそ

早い歳で天国に行く事になったと思う。

私は、証生クンの魂が、眩しすぎて、綺麗すぎて、立派すぎて、

なぜか涙が出てくる。なぜかは分からない・・・ただ、涙が出てくる。。。

悲しい、辛い、切ない、涙というよりも、 なんていうのかな、

かないっこない神の偉大さ美しさみたいなものを

目の前にして、魂から無意識に流れてくる涙・・・

私は、無宗教で、神とか信じないんだけど、なんか不思議な涙。。。

証生クンの死は、決して無駄では無かった!

無駄どころか、「凄く凄く大きい、大き過ぎる位の意味」を持っての、死だと思う!

御親族の皆様、証生クンの事を誇りに思って下さい、証生クンは偉大です!

私は、深層心理から涌き出てくる感情と追求を「絵画」として

表現し発信さす事に生きている絵描きです。

ある人に言われました・・・

「戦争への叫び・・・平和への願い・・・戦争や争いがどんなに醜い悲しいもので、

みんな平和がいいに決まってるのに・・・命の尊さ・・・そんな想いを表現し、

その絵で全てを物語り、<その絵>で戦争がなくなるキッカケの1つになる様な

絵が描けることが出来たら凄いな!」って。。。

私はずっとこの言葉が忘れられず、ずっと闘って来ました。

でも、いくら考えてもどんなに悩んでも・・・表現する事は未だに、この先も不可能です。

それがこの私の手で描けるのなら、私は神様になれるよ・・・。

形は違ったけど、証生クンは、その神にしか成しえないような事を、

24歳という若さで、この世に足跡をくっきりと残したのです!

だから、悲しい涙というよりも、魂から無意識に流れてくる不思議な涙だと思うのです。

この世で、この私の命がある限り、証生クンに恥じぬ様、

どんなに上手く行かない時だって、どんなに悲しい時だって、

前を見て、平和に繋がる想いを抱きしめながら、

生きる意味を本気でマットウし、歩んで行く事を誓います!

証生クンがその強さをくれました!

そして最後に、地球上の一人の人間として・・・

「こんな世の中でゴメンなさい。本当にゴメンなさい。何も出来なくてゴメンなさい。」

「証生クンの御親族の皆様が、平和と悲しみのない日々に包まれます様に。。。」

「証生クン!アナタが残していったメッセージを私は抱えながら生きていきます!

アナタが君は誰?と言おうとも、私の中にアナタは生きる続けます。

この目で、戦争がなくなる日を見届けれなくても、これからの子供に語り継ぎ、

心から平和を願い続けます。アナタの命に感謝と敬礼。。。!」

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